アイドルグループ・嵐の松本潤が25日、東京・羽田で行われたJAL 「A350 特別塗装機お披露目会」に登場した。
日本航空 執行役員 国内路線事業本部長 本田俊介は、2010年、経営破綻からの再建を図っていたJALが「もし嵐の力が借りれるのであれば、みんな元気が出るんじゃないか。お客様からも信じてもらえるんじゃないか」という思いから、嵐起用に至ったと振り返る。現在の嵐の顔と、9年前の顔を機体の両面に描き、感謝を込めて「20th ARASHI THANKS JET」を作ったと明かした。
松本は9年前の嵐の描かれた機体模型を見て「やっぱり若いですね。一番最初の顔を見ると」と照れ笑いを浮かべ、「最初はまさか自分たちの顔が機体に描いてもらえるなんて想像してなかったので、『そんなこと!』と思ったのを思い返します。一番最初の顔と今の顔を両面に入れていただくというのが、すごいうれしかったです。愛情を感じました」と喜びを表した。
これまでの機体を振り返った松本だが、「こないだ嵐で10月にロスに行ったんですよ。たまたま東京に帰ってくる便の隣に嵐JET(ハワイJET)があって、みんなで写真撮りました」とエピソードを披露。さらに「5年前に、ハワイでライブを行った際も助けていただきました。コンサートの機材がたくさんありますので、どういう風に運ぶか、船だけじゃ追いつかない。JALさんが機体に荷物を運ぶスペースがある時は、常に荷物を運んでくださって、それでコンサートが実現した。JALさんのおかげです」と改めて感謝した。
また「20年後はどうなっているか」という質問には、「想像がつかない! 歌って踊ってますかねえ……」と苦笑した松本。「医療の発展しかないんじゃないですかね。なんとかして進んでいただきたい」と期待する。「役者さん、歌舞伎俳優の方とか、その年になっても踊ってますからね」と、20年後への思いを語った。
最後には、JAL社員とともに紙飛行機を一斉に飛ばす。松本は社員たちに「いつもありがとうございます」と声をかけ、「20年後の未来へ」との掛け声で、色とりどりの紙飛行機が舞った。