新京成電鉄は12月1日、新京成線連続立体交差事業の全線高架化が同日に完了することを記念し、「連続立体交差事業全線高架化記念乗車券」を発売する。

  • 仮線と高架線をそれぞれ走る電車の写真を用いた台紙表紙

  • 連続立体交差事業の歴史を載せた台紙中面

連続立体交差事業は千葉県が事業主体となり、鎌ケ谷市と新京成電鉄が連携して進めてきた。下り線の高架化は2017年10月に完了し、今年12月1日に上り線を高架化することで、鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間の全線高架化が完了する。

これに合わせて発売する記念乗車券は、高架駅となる北初富駅、新鎌ヶ谷駅、初富駅の3駅からそれぞれ200円区間の硬券乗車券、計3枚のセット。台紙には連続立体交差事業の経緯や仮線切替工事、新旧駅舎などの写真を掲載し、約20年間にわたった連続立体交差事業の歴史がわかるデザインとした。2,500セット限定で販売され、発売額は600円。京成津田沼駅を除く新京成線各駅で販売する。