お笑いコンビ・どぶろっくの江口直人とモデルの長井短が、動画配信サービス・Paraviで配信中の玉森裕太主演ドラマ『グラグラメゾン・東京 ~平古祥平の揺れる思い~』に出演することがこのほど、明らかになった。24日24時配信の第6話から登場する。
『グラグラメゾン・東京』は、木村拓哉が主演を務めるTBS日曜劇場『グランメゾン東京』(毎週日曜21:00~)の配信版オリジナルストーリー。玉森裕太(Kis-My-Ft2)が演じる平古祥平という一人の若い料理人が、仕事に、恋愛に “グラグラ”揺れ動く様を描く若者の甘酸っぱい青春物語だ。
一流ホテルのブッフェレストランの料理長として働く祥平は、料理人として作りたい料理が作れず、ままならない思いを抱えている。葛藤する中で思い出すのは、3年前にフランスで尾花の弟子として働いていた時のこと。さらに、プライベートでは祥平の婚約者・美優(朝倉あき)とパティシエ・萌絵(吉谷彩子)の2人の女性の間で翻弄され・・・。そんな平古の胸中を描くとともに、『グランメゾン東京』で描かれたシーンに至った祥平の心情や言動が『グラグラメゾン・東京』で描かれるなど、『グランメゾン東京』とリンクさせたストーリー展開や、本編では描かれていない裏側を見ることができると話題になっている。
このたび、『グラグラメゾン・東京』の第6話から江口と長井が出演することが決定。江口が演じるのは、美優が行きつけにしているバーのバーテンダー。美優が祥平とのことを本音で相談できる唯一の存在、という重要な役どころだ。9月に行われた「キングオブコント2019」で王者に輝いたのも記憶に新しいが、その時に披露したネタで連呼し話題になったあのワードは果たして本作でも飛び出すのか? 実は意外にもNHK大河ドラマや映画にも出演経験があり、演技力にも定評がある江口。今回は「キングオブコント2019」で優勝後初のドラマ出演となる。
一方、長井は萌絵の大学時代の後輩・杉山胡桃を演じる。長井は学生時代から小劇場の舞台に立つ傍ら、170cmを超える長身を生かしモデルとして雑誌の表紙を飾るほかファッションショーにも出演しており、自らを「演劇モデル」と称している。今年放送された『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ)では個性的な役を演じて話題となり、出演した映画が今年立て続けに公開されるなど、今後が注目される女優の1人だ。そんな長井が演じる胡桃は、萌絵の後輩として彼女の本音を引き出す、物語の重要なスパイスとなる。
江口は「『本当(マジ)ですか!』俺の驚きの声は、2キロ離れた友人宅まで聞こえていたらしい。この俺が、『グラグラメゾン・東京』に出演。驚かずにいられるわけはない。撮影当日。バーテンダー役の俺。押しつぶされそうな緊張感。バーカウンターの中で、ズラリと並ぶこのウイスキーを全て飲み干してしまいたい、そんな衝動と戦っていると、気付けば撮影は終わっていた」と振り返り、「視聴者の皆様に、飲んでいただきたいカクテルがあります。『ランジェリーオンザビーチ』カクテル言葉は、“大目に見てね”です」とメッセージ。
長井は「わたしみたいなじめっとした人間が、こんな華やかな作品に関われることに驚きを隠せません。本当にうれしいです。大好きなモエ先輩を全力でグラグラさせていきたいと思います」と語っている。
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