俳優の唐沢寿明が主演を務めるテレビ東京系ドラマ『ハラスメントゲーム』が、2020年1月にドラマスペシャル『ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女』として放送されることが24日、明らかになった。

  • 左から古川雄輝、唐沢寿明、広瀬アリス

同作はスーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」の“コンプライアンス室”の室長・秋津渉(唐沢寿明)が「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」などの事件に真っ向から挑み、持ち込まれる難問・奇問を独自の手法と視点で解決していく。2018年10月クールに連続ドラマとして放送された。

今回のテーマは「働き方改革」。豪華スペシャルゲスト(後日発表)を迎え、更にグレードアップした井上由美子オリジナル脚本で臨む。今回は唐沢演じる秋津と、過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)の鮫島冴子が繰り広げる、手に汗握る対立劇も注目となっている。

さらにレギュラーキャストも再集結。スーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」のコンプライアンス室長だった秋津渉役の唐沢は、臨時特任社員として本社に帰ってくる。前回、2人しかいないコンプライアンス室で秋津渉とタッグを組んでいた女性社員・高村真琴役には広瀬アリス、マルオーホールディングスの顧問弁護士・矢澤光太郎役には古川雄輝、秋津の妻・秋津瑛子役に石野真子、秋津渉の娘で秋津菜摘役に喜多乃愛、マルオーホールディングス・コンプライアンス室長・水谷逸郎役の佐野史郎、そして、マルオーホールディングスの社長・脇田治夫役に髙嶋政宏と、顔なじみのキャスト・スタッフが勢揃いした。

唐沢寿明 コメント

早くもスペシャル版の放送決定と聞いて予想外の展開でした。主人公・秋津渉は変わらず、ぶれておりません! 連続ドラマではハラスメントの話でしたが、今回のスペシャル版では過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)が出てきます。カトクとのやり取りや関係性も見どころだと思いますし、今、社会問題になっているテーマに今回も切り込んでいきます。次々起こる難題に秋津がどう立ち向かっていくのか、楽しみにしていてください。
また、ほとんどのスタッフが再集結して懐かしかったです。西浦監督は相変わらずキレのいい演出で、脚本も前回の連ドラよりも間違いなくパワーアップしています。
井上由美子先生の切り口、西浦正記監督の演出が本当に面白いです。サスペンス性、事件性と重いテーマではありますが、秋津のコミカルな面で全体的に丁度良いバランスになっています。シリアスな場面とのギャップが、見ている人には楽しんでいただけると思いますので、是非ご期待ください。

広瀬アリス コメント

連ドラからスペシャルドラマが続くことは、すごくありがたいことです。前回の終わり方はすごく好きだったので、それからどうなったのか気になっていました。スペシャルドラマとして復活することはすごく楽しみです。台本も読んで面白かったですし、帰って来たなと思いました! 連ドラは唐沢さんとバディでいいコンビでしたが、今回はまた連ドラとは違う2人の距離感があり、いいなと思います。でも一緒のシーン少ないんですけどね(笑) 新しいキャラクターも登場し、さらに面白くなっているので、連ドラを見ていた方も見ていない方も、ハラスメントは世間でも色々ニュースになっているので、リアリティーなエンターテイメントドラマとして見ていただければと思います。お楽しみに!

古川雄輝 コメント

同じ役をまた演じる事ができる喜びと、キャスト・スタッフの皆様とまたお仕事が出来る事をとても嬉しく思いました。 今回のテーマが、「過重労働」や「働き方改革」なのですが、普段ニュースを見ていて、このような言葉を最近よく耳にします。観て頂いた方が、今の時代の仕事の在り方を改めて考えるきっかけになるような作品になればと思います。
現場の雰囲気はとても良く、皆で真剣に、楽しく作品を作り上げていました。久しぶりのハラスメントゲームの現場はとても温かく、お芝居に集中出来る環境でした。
コンプライアンス室が今回のテーマに立ち向かう姿をお楽しみ下さい。
レギュラー放送時から変わらない弁護士ならではの専門用語の多いセリフ、そして秋津さんと真琴とのチームワークにもご注目下さい! お楽しみに!