iPhoneを使い始めたばかりでなければ、App Storeでアプリをダウンロードした経験はありますよね? ダウンロード後も、機能追加など更新(アップデート)が行われれば通知が届き、つねに最新の状態に保つようフォローしてくれます。有料アプリでもアップデートは無償で実施されますから、大幅に機能アップされたときはトクした感じがしてしまいます。
しかし、アップデートはユーザの気持ちを汲んでくれません。お気に入りのアプリだけでなく、たまたま目についたから、どんなものか試したいから安易な気持ちでダウンロードしたアプリにも、更新通知はどしどし届きます。アプリ開発者のやる気はうれしいけれど、もう興味ないや……とアプリとのサヨナラを決断するのは、残念ながら更新通知が届いたタイミングなのかもしれません。
そんなときは、App Storeアプリを使いましょう。iOS 13では、アップデート画面から直接アプリを削除できるようになったのです。更新せず削除すると決めたとしても、App Storeアプリを閉じ、ホーム画面でアプリアイコンを振動させた状態にしてから削除する、という面倒な操作はもう必要ありません。
操作はかんたん。App Storeアプリのアップデート画面で、対象アプリを左方向へスワイプすればOKです。現れた「削除」ボタンをタップすれば、そのアプリはホーム画面から削除され、再び更新通知が届くことはありません。アプリを継続利用するかどうかは、利用頻度の低いアプリは特にアップデート時に意識するものなので、なかなか気の利いた新機能といえるのではないでしょうか?