11月23日(土・祝)は、勤労感謝の日。今年も残すところあと1カ月あまりとなりました。師も走るといわれる12月も目の前。今回は日々忙しくしている人のココロとカラダの整え方をご紹介します。
"完オフ"の日をつくろう
人との予定を優先するあまり、スケジュールは社内ミーティングやクライアントとの外出が立て込み、やらなくてはならないタスクでいっぱい、いっぱい。自分のことはいつも後回し……そんな人もおられるのではないでしょうか。
そんな場合は、思いきって何もしない完全オフの日をつくりましょう。風水では隙間なくギュウギュウに詰め込まれたところには、幸運が入り込むスキが生まれないと考えます。ある程度の余裕がないと、新しいコトや面白いコトへつながるアンテナが張れず、行動力も鈍るので、チャンスを逃しやすいのです。つまり、ちょっとしたゆとりを持つことが運気アップのポイントです。
自分に優しくココロとカラダをリセット
何もしないコトを選択するのは意外と難しいもの。生産性がないように感じて罪悪感を覚える人は要注意です。がんばりすぎてしまっているのかもしれません。いつも何かに追われているような日々に慣れてしまうと、自分が疲れていることにさえ気づけなくなってしまいます。そのような状態ですと、たとえ休日でもリラックスすることなく、ココロとカラダをリセットできません。幸運が舞い込むゆとりがつくられず、チャンスが目の前を素通りしてしまいます。
オンになったスイッチをしっかりオフにして、あえて何も予定を入れず過ごしましょう。「時間を気にせず朝寝坊」「自分へのご褒美でおいしいものを味わって食べる」「ゆっくりお風呂に入る」などもいいですね。ただただ、自分のためだけに優しい時間を費やすことを心がけましょう。何気なく自由きままに過ごしているうちに、ココロとカラダがリセットされ、幸運体質がつくられていきます。
新しい自分をつくり、人生をうまく回す
ゆっくりと過ごした翌日の朝は、少し早起きをして朝日を浴びましょう。いつもとは違う道を通り、会社に出かけます。ゆとりができたスペースに発展性のあるフレッシュな気を取り込むことができ、人生をうまく回すエネルギーの素となります。ココロとカラダが柔軟になると脳もリフレッシュされ、人生を豊かにするちょっとしたヒントやサインにも敏感に反応できるようになります。ポジティブな意欲も高まり、フットワークも軽く合理的、能率的になります。新しいコトへのチャレンジもしやすくなりますので、仕事もプライベートも充実してきます。
いかかでしょうか。当然ながら自分一人ではビジネスは成り立ちません。ココロやカラダにゆとりができると、感謝の気持ちも湧いてきます。自分の中に幸運の種を宿し、気持ちよく仕事をしましょう。