お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と日本テレビの水卜麻美アナウンサーが21日、東京・恵比寿のザ・ガーデンルームで、トークライブ『若林正恭と水卜麻美の犬も食わない話』を行い、約300人の観客たちを沸かせた。

  • オードリーの若林正恭(左)と水卜麻美アナウンサー

このライブは、2人がMCを務める日本テレビ系バラエティ番組『犬も食わない~ディスり合いバトルコント~』発のイベント。番組収録では、2人のトークがほとんど放送に収まらないほど大いに盛り上がっていたが、今回も丁々発止の掛け合いが繰り広げられた。

ライブ出演が初めてという水卜アナは、気合が入りすぎて私服で一番気に入っている「一張羅」(本人談)で登場。『24時間テレビ』の公開放送とも違う緊張感だそうで、「誰とも目が合ってないです」と打ち明けながら、トークがスタートした。

今回は、2人がそれぞれしゃべりたいことをテーマに展開。若林は「なぜそんなに“本当の自分”を知ってもらいたいのか?」「休みの日にしたいことがようやく見つかった」「観たい映画やドラマがなくてなきそうになる」、水卜アナは「一人旅の話を聞いてほしい」「クリスマスが苦手」「“ワル”になりたい」「さいきん辛かったこと」「ニュースでよく使うあの言葉」といった項目が本人たちによって手書きされた冊子が配布され、これに沿って進行するという形式だ。

しかし、序盤から2人の掛け合いはヒートアップしていき、テレビでは絶対できない話が次々と飛び出す展開に。若林は「今日のライブの記憶は犬に食われるということで」と、内容について観客と秘密の約束を結びながら、次回のライブ開催を「やってほしい?」と問いかけると、大きな拍手を受け、前向きな姿勢を見せた。

一方の水卜アナは、念願のライブに感激のあまり、3時間かけて手書きのメッセージ入れた番組特製シールを、観客全員に配布。最後は夢だったという客席バックの写真撮影で、2時間にわたった盛況のライブは終演となった。

今回のライブの模様は後日、日テレ公式YouTubeで配信される予定。マイナビニュースでも、あらためてレポート記事をお届けする。

『犬も食わない』は、現代社会にはびこる“犬も食わないケンカ”を対照的な2人のキャラクターによるコントで描き、若林と水卜アナがTwitterの視聴者を巻き込んで応援するという番組。昨年10月から12月まで10回限定で放送され、今年3月にも単発で放送されている。