映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、石原さとみ、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、中村義洋監督が登場した。
同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。
好きなシーンを聞かれると、石原は「横山さんの出てくるシーン好きでした。シャシャッて。素敵でした」と殺陣を称賛し、横山も「普通に嬉しいやつですね」と喜ぶ。後輩の橋本も「僕も、横山くんの殺陣のシーン。13〜4年ぶりくらいに見たので、衰えてなかった。すごいかっこよかったです」と絶賛した。
一方、中村監督は「テレビの取材で『だいぶカットされた』と愚痴を言ってた俳優が2名ほどいたんですけど、今日ここ来てない妻夫木(聡)くんと、もう1人『殺陣をすごい頑張ったのに』って……」と横山の愚痴にチクリ。横山は「軽はずみにものを言ってはいけないって教訓でした」と苦笑していた。
「今年中に決算したいこと」という質問では、なぜか横山が「今から嘘ついていいですか? 引っ越ししたいです!」というボケで、会場も困惑。岡村も「なんで大きく高らかに宣言して嘘つこうとしたのかな?」と首をひねると、横山は「何か言わなきゃと思って……」と弁解する。改めて「僕ももう、決算しました! グループもそうですけど、いろいろ! 心機一転頑張ってますので」と、新たに5人体制でのスタートとなった関ジャニ∞について触れた。
イベントでは、通常の鏡開きの代わりに、赤穂の塩を使用した鯛の塩釜が登場し、全員で塩を割る。なかなか姿を現さないためキャスト陣で叩いていたが、さらに昆布で巻かれている鯛。寺脇によりやっと鯛の頭が出てきたものの「……誰か、頭叩きすぎた?」(岡村)、「ぐちゃぐちゃやん……」(堤)と、キャスト陣が絶句するほど粉々になっており、横山が頭を叩きすぎたせいだと周囲から責められていた。