4人組ダンス&ボーカルグループ・MAXのLINAが、21日に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『じっくり聞いタロウ』(毎週木曜24:12~25:00)にゲスト出演し、MINA一時脱退の真相を語った。
MAXは人気絶頂期の2002年3月、リードボーカルのMINAが妊娠を機に脱退。新メンバーとして加わったAKIは2008年8月にグループを去り、同年10月にMINAの復帰が発表された。
MINAの妊娠はスタッフを通じて発表され、LINAは「仕事が順調な時にまさか急にそういうことが起こったので、そういう経験も少ないし、まだ22~23歳だったのでどう対処していいのか分からず」「メンバー内でも会社内でも揉めてしまった」と振り返り、「次の年もライブのスケジュールが決まっていたり色々あったから」「入っていた仕事もキャンセルしなきゃいけなくなる」と苦い記憶を回顧した。
「『何かあったらまず先にメンバーでお互い色々話し合っていこうね』って言っていたのが、本人からじゃなく結局は事務所から聞かされ」、メンバー間で衝突。LINAは「ただ『どうしよう仕事できない』『どういうこと?』という感じで、ケンカじゃないけど『何で言ってくれなかったの?』」と当時の不満を語る一方、「その時は私たちも子どもだったからMINAの気持ちも全然汲み取ってあげられなくて」と反省も口にする。
「『1人ずつでも仕事を挑戦していきたい』というのは事務所にも言っていて、でも一人のお仕事も全然オファーがなく、初めて半年以上くらいスケジュールが白紙」「6~7年くらいはお互い音信不通になった」とMINA脱退後の苦境を告白したLINA。
「MINAが沖縄に帰って子育ても落ち着いてダンススクールでダンスを教えてるという情報も入って、MINAもまだ仕事をやりたいんだという気持ちもちょっとずつ耳に入ってきて。もう一度MAXに戻ってやってみたい気持ちはあるのか(リーダーの)NANAさんから聞いてもらって、そしたら『みんなが受け入れてくれるならMAXに戻ってやりたい』という気持ちを聞いて」と復帰の経緯をうれしそうに語っていた。