JR東海は20日、東京駅八重洲北口に土産品の専門店街「東京ギフトパレット」を2020年初夏にオープンすると発表した。いちご大福の元祖とされる大正元年創業の老舗「大角玉屋」など、主要百貨店で定評のある和洋菓子店舗が数多く出店する。

  • 「東京ギフトパレット」外観イメージ

「東京ギフトパレット」は、東京駅八重洲北口改札前の約1,500平方メートルの空間を活用し、約30店舗で構成されるショッピングゾーン。ビジネス利用と観光・帰省時の利用が多い八重洲口の特性に合わせ、旅行客が持ち帰る土産品、訪問先に持参する手土産に最適な品をそろえる。

新しい東京土産として人気の「ザ・メープルマニア」を製造販売するシュクレイは、新たに手掛けるチーズとフルーツの菓子ブランド「ネコシェフ」を出店。他にも有名菓子メーカーの新ブランドが複数出店し、厳選された弁当や総菜を販売する店舗も出店するという。日本橋口エリア1階のスターバックスも「東京ギフトパレット」内に移転し、テイクアウト専用カウンター(1階)と客席約70席(2階)を備えた店舗を展開する。

  • 「東京ギフトパレット」内観イメージ

  • 「のれん」をイメージしたデザインの装飾。新幹線700系の車体に使用されたアルミをリサイクルして使用

  • 桜の花びらをイメージした柱・天井。同じく新幹線700系のアルミをリサイクルして使用

「東京ギフトパレット」の柱・天井や八重洲北口コンコースには、新幹線700系の車体に使用されたアルミをリサイクルして使用。桜の花びらや「のれん」をイメージしたデザインの装飾を施し、上質感ある空間を演出する。