エン・ジャパンはこのほど、「副業」に関する調査結果を明らかにした。同調査は9月17日~10月14日、女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』を使用する女性ユーザー541名を対象にインターネットで実施したもの。
副業に興味はあるか尋ねたところ、95%が「興味がある」と回答した。興味があると回答した人にその理由を聞くと、最も多い回答は「本業の収入だけでは生活費が足りないから」(58%)で、「自由にできるお金が欲しいから」(58%)、「老後資金を貯めたいから」(47%)が続いた。
副業経験の有無を尋ねると、48%が「副業経験がある」と回答した。具体的な仕事内容を聞いたところ、最も多い回答は「販売・接客のお仕事」(43%)だった。
副業の頻度は「週に2~3日」(42%)と「不定期」(40%)が上位を占めた。副業で得た月収はどのくらいか尋ねたところ、「1万円~3万円未満」(28%)という回答が最も多く、「3万円~5万円未満」(27%)が続いた。
副業をしてよかったことを聞くと、75%が「収入が増えた」と回答した。「空き時間が有効活用できた」(39%)、「いろいろな仕事を経験できた」(32%)という回答も多い。
今後、どのような働き方をしたいと思うか尋ねたところ、59%が「本業のほかに副業をしながら働きたい」と答えた。その理由について聞くと、「今後もスキルアップや知識・視野を広めるためにも続けたい」(26歳)、「副業は何かあったときの保険にしたい」(30歳)、「副業は自分らしく働くためのひとつの選択肢」(31歳)といったコメントが寄せられた。
副業経験者に、本業と副業の両立のコツを尋ねたところ、「本業に支障がない範囲の業務量にとどめる」(72%)が最も多く、「副業に充てられる時間を把握する」(44%)、「自分の好きなこと、得意な作業を副業にする」(33%)が続いた。