AMDは11月20日、7nmプロセスで製造されRDNAアーキテクチャー(Naviコア)がベースのGPU「Radeon Pro W5700」を発表した。搭載グラフィックスカードは本日から発売し、参考価格は799ドル。

  • ワークステーション向け世界初の7nm世代GPU「Radeon Pro W5700」

    「Radeon Pro W5700」のグラフィックスカード

世代で言えばデスクトップ向けのRadeon RX 5700と同等で、こちらはプロフェッショナル・ワークステーション向け。同社はRadeon Proソフトウェア認定ISVアプリケーションのリストも公開中だ。競合では、NVIDIAのQuadro RTX 4000に対抗する製品となる。

Radeon Pro W5700の主な仕様は、Compute Unit数が36基、メモリが8GB容量のGDDR6、メモリインタフェースは256bitで、メモリバンド幅は最大448GB/秒。ワークステーション(PC)との接続インタフェースはPCIe 4.0。処理能力は最大で8.89TFLOPS(FP32)に達するという。