あさ出版は11月22日、『脱ムダ、損、残念! 今度こそ、やめる技術』(税別1,300円)を刊行する。
同書の著者は、ビジネス書著者・講演家・商品開発コンサルタントの美崎栄一郎氏。同氏はサラリーマンとして働くかたわら、社会人向けに勉強会や交流会を主催し、その活躍ぶりから「スーパーサラリーマン」と呼ばれていたという。サラリーマン経験を基にした使えるノウハウをまとめた著作を、これまでに40冊以上執筆している。
同氏によると、間食・悪口・寝坊・先延ばし・忘れ物・スマホいじりなど、明らかにやめたほうがいいのに、やめられない理由は「正しいやめ方を知らない」「今のほうが楽だから」であるという。そこで同書では、「ダメな習慣」をやめる技術を「取り組んだほうが今よりも楽ができるやり方」にして、43のコツ(技術)を紹介している。
紹介するコツ(技術)は、仕事でも日々の生活でもすぐに使える手軽で実践的なものであるという。
たとえば、「机が片付かない」に悩む人は、多忙が理由であるケースが多いとのこと。忙しい→片づかない→作業効率が落ちる→さらに忙しくなってしまう、の悪循環に陥らないために、必要なものだけを手元に残し、そのほかはダンボールに入れることを推奨。1週間後、使わなかったものを整理・廃棄することを繰り返せば、机が片付いていくとしている。
そのほか、普段の生活でやりがちな「ダイエットや英会話が続かない」、人間関係でやりがちな「断れない」、ダメな考え方をやめるコツ(技術)についても解説している。