GLIDEはこのほど、「引っ越しとお金に関する実態調査」の結果を明らかにした。同調査は11月1日~4日、引っ越しをしたことがある、1都3県在住の20代~30代の男女400名を対象にインターネットで実施したもの。
次に家を選ぶときに「ついていてほしい」と思う設備(条件)を尋ねたところ、「バス・トイレ別」(79.8%)、「エアコン」(67.3%)が多かった。性年代別で見ると女性20代では「フローリング」、女性30代では「独立洗面台」が全体よりも多く求められていることがわかった。
「いい家」の定義について聞くと、男性20代・30代、女性30代では「日当たりがいい」が最も多かった。女性20代は「駅からのアクセスがいい」が多くなっている。男女別に見ると、女性は男性よりも「防音・遮音性が優れている」ことを重視していることもわかった。
引っ越しのときの不要品を処分した方法について尋ねると、「通常のゴミ回収に出す」(54.8%)が最も多く、「リサイクルショップに売る」(38.3%)、「フリマアプリで売る」(26.0%)が続いた。男性20代は他の性年代より「通常のごみ回収に出した」が少なく、「フリマアプリで売る」が多い。
引っ越しをする際にどのタイミングで決済をしたいか尋ねたところ、41.3%が「即時払い」、31.0%が「後払い」、27.8%が「前払い」と答えた。引っ越し料金は、作業開始のタイミングで支払うことが多いが、3割は後払いを求めていることがわかった。
後払いに関して、いくらから後払いができたら嬉しいと感じるかを聞くと、「支払額に関係なく後払いしたい」(30.5%)が最も多かった。
食料品など日常的な生活における支払いについて、本来できるだけ利用したい決済手段を尋ねたところ、69.8%が「クレジットカード」、34.4%が「QRコード決済」、16.0%が「プリペイド式電子マネー」と答えた。