PayPayは、スマートフォン決済サービス「PayPay」の登録ユーザー数が、11月17日に2,000万人を突破したと発表した。2019年8月7日に1,000万人を突破し、それから2カ月弱となる10月1日に1,500万人を超えた。そこから約1カ月半での2,000万人達成となる。
PayPayは、事前にクレジットカードや銀行口座、コンビニATMなどからチャージした電子マネー(PayPay残高)を使い、加盟店やオンラインサービスなどでキャッシュレス払いできるサービス。2019年12月1日からは新たな還元キャンペーン「まちかどペイペイ 第2弾」、2019年12月17日からは大創産業が展開する100円均一ショップ「ダイソー」で700円以上の買い物をすると、100円相当のPayPayボーナスが付与されるキャンペーンも実施する。
PayPayは加盟店数が170万カ所以上、サービス開始からの累計決済回数が3億回突破と、国内の主要スマホ決済サービスに成長している。ただし、MMD研究所の「2019年7月 QRコード決済利用動向調査」によると、普段の支払い方法には「現金」を使う人が93%と圧倒的に多く、キャッシュレス決済では「クレジットカード」(72.3%)や「電子マネー」(交通系電子マネー利用者が29.7%、交通系以外の電子マネー利用者が22.7%)が主流だ。「QRコード決済」を使う割合は14.3%とまだ少なく、対応店舗や機材の普及などで、市場の拡大が期待される。