V6の長野博が、WOWOWの連続ドラマ『彼らを見ればわかること』(2020年1月11日放送スタート)に出演することが18日、明らかになった。長野は、レギュラー出演としては『勉強していたい!』(NHK)以来13年ぶりのドラマ出演となる。

  • 下段左から、大島優子、中山美穂、木村多江、上段左から、長野博、生瀬勝久、上地雄輔

    下段左から、大島優子、中山美穂、木村多江、上段左から、長野博、生瀬勝久、上地雄輔

同じマンションに住む3人の女性とその家族がそれぞれに抱える事情と欲望が入り乱れる、大人のドラマである本作。主人公で再婚相手との家庭で「妻」と「母」でありながら、官能的な作品で人気を誇るレディコミ漫画家としての顔も持つ百々子(中山美穂)と、百々子と同じマンションに住む友人で、夫に家事全般を任せるキャリアウーマン・瑞希(木村多江)、百々子が別れた夫の現在の妻で、百々子と同じマンションに引越してくる看護師・流美(大島優子)の3人に焦点を当てながら、現代社会の家族像をリアルの描いていく。

長野が演じるのは、百々子と同じマンションに引越してくる流美の夫であり、百々子の元夫でもある鴨居葉介。実直な介護士として評判もよく、年下の新妻・流美との新婚生活も順調に歩んでいた矢先、思いがけず元妻と同じマンションで暮らすことに。"イマ妻"と"モト妻"が頻繁に顔を合わせる状況に戸惑い、揺れ動くという役どころだ。

長野は「幾つもの家庭の形があり、それぞれに何かを抱えていて、それが日常的にありそうで無さそうな色々な出来事に揉まれる事で色んな感情が生まれ、また違った形の物が見え、人って変わっていくんだなと感じました」と脚本を読んだ感想を語り、「流美と再婚して引っ越したマンションで、偶然20年前に別れた元妻と再会し、隣人同士となってしまった葉介が色々と起こる出来事にどう向き合って接していくのか。その中で色々な形の優しさみたいなものが垣間見えるように演じられることが出来たらと思っております」と意気込んでいる。

ほか、百々子の夫で、飲食業で会社を急成長させてきた敏腕経営者の内田櫂斗を生瀬勝久が演じ、瑞希の夫で、家事全般を完璧にこなす専業"主夫"である富澤一太を上地雄輔が演じることも合わせて発表された。