女優の上白石萌歌が、テレビ東京系新ドラマホリック『僕はどこから』(2020年1月スタート 毎週水曜24:12~)に出演することが18日、明らかになった。
同作は、市川マサによる同名漫画の実写ドラマ化作品。文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる小説家志望の青年・竹内薫(中島裕翔)に、母の事故という悲劇が降りかかる。絶望に暮れる薫の所に、元同級生の講談会系東宮寺組最年少組長・藤原智美(間宮祥太朗)が現れ、薫はその異能を活かして大きな流れに巻き込まれることになる。
上白石が演じるのは、ドラマ完全オリジナルキャラクターとなるヒロイン・藤原千佳。かわいらしさの中に、狂気を秘めた女性で、智美に心酔する2つ違いの妹という役所になる。7変化するビジュアルも見どころのキャラクターとなっている。
上白石萌歌 コメント
・演じてみての感想
原作からのヒントが少ない役柄だったので、イメージを膨らませながら演じることが楽しかったです。掴みどころがなく、何を考えているか分からない女の子だったので、私自身が千佳に振り回されてしまうこともありましたが(笑) 千佳は一見明るく見えるけれど、苦しみや寂しさを若くして知っている、たった1人の心の支えであるお兄ちゃんを愛することに自分のアイデンティティを見出している子だと感じました。彼女が試練を越えていく中でどう成長していくのか。くるくると変わる、個性的で可愛いお洋服にも注目してみてください!
・初共演の中島について
中島さんには歌って踊る、とても華やかで眩しいイメージがありましたが、カメラが回ると一転し、薫そのものになってらっしゃったことに驚きました。現場でもスタッフさん方といつもコミュニケーションを取っていらっしゃったことも印象的で、とても素敵な座長だなと思いました。どっしりと構えてくださったおかげで千佳を演じやすかったです。
・初共演の間宮について
トーク番組で「いつか共演できるように頑張ります」と言ったことがこんなにも早く実現するなんて、夢のようでした。しかもお兄ちゃんなんて!(笑) 知らせを聞いたときはとても嬉しかったです。はじめましてではない安心感が、兄弟を演じる上でしっかりと生きたのではないかなと思います。お芝居をしているときも目に嘘がない方で、盗みたいものばかりでした。共演できて幸せです。
・視聴者に一言
自分は一体何者であって、どこへ向かうべきなのか。問いを続け、もがきながら進んでいく人たちの物語です。男性キャストばかりの凄まじい熱量に溢れたこの作品の中で、ひとつのスパイスになれたらいいなと思って演じました。薫と智美の美しい友情に注目して楽しんでいただければと思います。
戸石紀子プロデューサー コメント
映像化が決まった際に、講談社さんから女性のオリジナルキャラクターを投入してみては? と、ご提案をいただき、脚本家・髙橋さんのアイディアで智美の妹役、千佳を膨らませて作り上げました。この男だらけの『僕はどこから』で唯一の華! 思いっきり遊ばせてもらっています(笑) また、ご出演依頼の最中、上白石さんが某トーク番組にて、ゲストでご出演されていた間宮さんに「いつか共演したい」とおっしゃられていて、思わずテレビの前でガッツポーズ!(笑)
複雑な家庭環境で、思春期に孤立しかかった千佳。上白石さんはこの掴みどころのない、難しい役を振り切って演じられ、とても強い印象を残していただきました。
千佳の個性的な衣裳はもちろん、彼女の成長もドラマの見どころとなっております。
上白石さんと実力派バディ、中島さん&間宮さんたちによる熱演に、是非ご期待ください!
(C)「僕はどこから」製作委員会