シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子氏が、あす18日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『石橋貴明のたいむとんねる』(毎週月曜23:00~)に出演し、五輪の裏話を明かす。
今回は、高橋氏とアテネオリンピック男子体操・団体総合金メダルの塚原直也氏がゲスト出演。それぞれが選んだ、心に響いたオリンピックの名場面の数々を、貴重な映像と共に一挙紹介する。
MCの石橋貴明は、過去に一度だけ高橋氏に電話をかけたことがあると語るが、その意外な用件にスタジオは大爆笑。また、番組では高橋氏が小学生時代にオリンピックの新聞記事まとめたという手記をテレビ初公開。そこには憧れの金メダリストの雄姿がずらりとあり、これを見た石橋は大興奮だ。
また、“石橋が選んだオリンピック名場面”では、シドニー五輪の女子マラソンで、レースの終盤、高橋氏が自分のサングラスを投げてスパートをかけ、ライバル選手との距離を引き離した場面を紹介。実は、勝負所となるレースの終盤で、頭をすっきりさせるためにサングラスを外したいと思っていた高橋氏だが、あることが理由で“絶対にサングラスを無くしたくない”と考えていたそう。30キロ地点で小出義雄監督を探したものの、見つからなかったため、沿道でレースを観戦していた父親に向けてそれを投げたのだという。
しかし、投げたはいいものの、その後に悲劇が起こったそう。「あの(サングラスを投げた)瞬間は、『よし行くぞ!』という気持ちじゃなくて、『ああショック!』というイメージ」と当時の心境を語り、笑いを誘う。
収録を終えた高橋氏は「マラソンや体操だけでなく競技全般に渡ってのタカさんのオリンピックの知識にびっくりするとともに、とても勉強になりました。あっという間の楽しい時間でした!」と感想を語っている。
(C)フジテレビ