アスクは11月15日、Thermaltake製のPCケースとして、フルタワー型の「A700 TG」とミドルタワー型の「S500 TG」のモデルを発表した。いずれも11月22日から発売する。
A700 TG
A700 TGの店頭予想価格は32,980円前後(税別)。E-ATXマザーボードを内蔵可能なフルタワー型モデルで、両サイドに5mm厚の強化ガラス製スイングドアパネルを採用した。上面と前面のパネルは、CNCデジタルカッティングとサンドブラスト加工を施したアルミニウム製で、滑らかな曲線形状で構成されている。
90度回転可能な拡張スロット構造によって、グラフィックスカードなどを電源カバーの上に垂直配置できる。搭載ベイ数は、内部3.5インチ・2.5インチ共用ベイ×4基(ドライブケージ)、内部3.5インチベイ×3基、または内部2.5インチベイ×6基(ドライブトレイ)。電源カバーやダストフィルタも装備する。
標準で搭載しているファンは、前面と背面に140mm×1基ずつ。増設可能なファンは、上面に200mm×2基(140mm×2基または120mm×3基)、前面に200mm×2基(140mm×3基または120mm×3基)、背面に120mm×1基(140mm×1基)。底面に120mm×2基。
水冷ラジエターは、上面に最大360mm、前面に最大420mm、背面に最大140mm、底面に最大240mm、マザーボードベース部に最大420mmのものを装着可能。空冷でも水冷でも柔軟にシステムを構築できる。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大410mmまで、CPUクーラーの高さは最大200mmまで、搭載できる電源の奥行きは最大220mmまで。外部インタフェース類はUSB Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1。本体サイズはW294×D596×H582mm、重量は20.05kg。対応フォームファクタはE-ATX / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。
S500 TG
S500 TGの店頭予想価格は9,980円前後。ATXマザーボードに対応した一般的なミドルタワー型モデルで、左側面に4mm厚の強化ガラスパネルを使用している。90度回転可能な拡張スロット構造など、基本部分はA700 TGと共通。本体が小さくなっているぶん、ファンやドライブの搭載容量が少ない。
標準搭載ファンは、前面に140mm×1基、背面に120mm×1基。増設可能なファンは、上面に200mm×2基(140mm×2基または120mm×3基)、前面に200mm×2基(140mm×3基または120mm×3基)、背面に120mm×1基。水冷ラジエターは上面に最大360mm、前面に最大420mm、背面に最大120mm、マザーボードベース部に最大360mmのものを装着できる。
搭載ベイ数は、内部3.5インチ・2.5インチ共用ベイ×2基(ドライブケージ)、内部3.5インチベイ×1基、または内部2.5インチベイ×2基(マザーボードベース部)、内部2.5インチベイ×1基(電源カバー上、ドライブトレイ)となる。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大400mmまで、CPUクーラーの高さは最大172mmまで、搭載できる電源の奥行きは最大220mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1。本体サイズはW240×D500×H565mm、重量は15.04kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。