俳優の大谷亮平が、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『リカ』(毎週土曜23:40~)で共演する女優・高岡早紀の印象を語った。

  • 大谷亮平=東海テレビ提供

大谷は、主人公・高岡早紀演じる雨宮リカの新たなターゲットである映画プロデューサー・本間隆雄役で出演。先週から第2部がスタートし、SNSでは「精神的に追い詰められるという意味では、第1部以上の恐怖!!」と話題になっている。

――撮影も進み、改めて本間隆雄役の印象を伺えますでしょうか?

家庭がうまくいっていないことも含め、本間は今の時代によくあるケースの男性という気がしました。ただ普通の人間だからこそ、このような事件に巻き込まれるキャラクターとしてはびったりな人とも思います。

――男性の視聴者は、少し共感できるところもあるのかもしれないですね…!?

マッチングアプリは、家庭がある方はあまり使ってはいけないツールかもしれませんね(笑)。でも、「そうことになるのか、なるほどなぁ」と、感情移入していただけるとうれしいです。

――リカとのシーンも始まり、高岡早紀さんの印象を改めて伺えますか?

台本を最初に読み始めてから、高岡さんに実際にお会いするまで、高岡さん=リカというイメージを強く持っていたので、高岡さんを少し怖く感じてしまっていたところもありました。ただ実際にお会いしてみると、とても明るくて気さくな性格の方で、大先輩ですが一緒にいてとても楽な印象です。いろいろと大変なシーンも多いですが、高岡さんとお芝居を一緒に作り上げる今がとても楽しいです。

――リカのような恋愛に一途な思い、理解できるところはありますか?

あります。もちろん気持ちを抑えはしますが、思いはリカ寄りかもしれません。自分で言うのも変ですが、僕は恋愛には一途なので、手段を選びつつ、どうしたらいいかと結構頑張るほうですね(笑)。リカは境界線を越えて純愛モンスター側に行ってしまいましたが、彼女のその思い自体は、共感できる方も多いのではないでしょうか? そして、実は誰もが紙一重ではないかと感じるところもあります。

――高岡さんは、「男性にはリカの気持ちは分からないのでは」とおっしゃっていました。

「この女性しかいない」。そう思い込んだ時は、たぶん女性より男性のほうが気持ちは強いと思います。女性のほうが、理性で抑えられる部分が強いと僕は思ってしまいます…。好きな気持ちがあっても「別れよう」と言えるのはどちらかと言えば女性のほう。よく、男の人のほうが子供だと言われる所以は、そういう部分からもあると思いますが、違うのかな!?(笑)

――女性の視聴者からは、本間側とリカのやりとりを見て、「ちょっとリカがかわいそう」というご意見もある様子です。

女性の方がリカに共感できる部分が多いのは分かります。でも、リカはやっぱり少し行き過ぎていますよ、追い込まれる側としては特に感じます(苦笑)

――ちなみに、“運命の人”みたいなことは、信じていますか?

そんな人はいないと思っていましたが、いるのかもと思い始めました。ここのところ知人の結婚の報告を受けるたびに、「赤い糸ってあるよ」「ピンとくる人いるよ」というのを聞くので(笑)。いまだ半信半疑ですが、自分にもそういう人はいると思い始めていて、“運命の人”を楽しみに待つことにします(笑)

――リカのように愛する人を手に入れるためなら、僕はこうしたいなど、少しお話いただけませんでしょうか…。

僕もリカではないですが、(気持ちが)本当に裏目に出るタイプで、何をやってもダメなんです。どこか格好つけてしまい、自然ではなくなってしまって相手に気持ちが届かないパターンも多いですし…。もう、このくらいにしておきましょうか(苦笑)

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

リカVS本間家の戦い、見どころのピークはやはりそこになると思います。リカは本間を手に入れるためなら手段を選ばない女性なので、犠牲者も出ている今、本間が一番大切に思っている家族を守りぬけるのか!? 実際にリカと対峙しての修羅場も見ごたえがあると思いますし、娘に危機が及んだときの本間の本気度、そのVSを楽しんでいただければと思います。