アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が、17日に放送されるフジテレビのスポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』(25:55~26:55)で、水泳飛込の寺内健選手&玉井陸斗選手、空手の形・清水希容選手に強さの秘密に迫る。
水泳飛込の日本チャンピオン、13歳の玉井選手と39歳の寺内選手。飛込は、空中に舞い入水するまで、わずか1.6~1.7秒と言われている。その一瞬に、技の難易度や動作の美しさを競う華麗な競技で、村上は、2人が普段行なっているトレーニングを見学させてもらう。玉井選手は、現在スピードをより求められているため、足首に合計1㎏の重りをつけてトレーニングを行っていると聞き、村上も同じ重さの重りをつけて体験してみることに。村上が体験した腹筋のトレーニングは、立った状態でバーに手をかけて、体を折り曲げて足先を顔まで持ち上げるという方法。寺内選手によれば、足が全く上がらないのが普通だそうだが、村上は数回足が上がり、寺内選手に「すごい」と称賛される。
水中での練習だけではない日々のトレーニングにより、身体の柔らかさや筋力の重要性を知った村上は「この細やかさは、他の競技を見渡しても群を抜いてますね。完璧主義者じゃなかったらできない、何か1個怠ったら空中で不備が出るし。そう考えたら、Mr.パーフェクトの東山さんはめっちゃ向いてるかもしれないですね」と語る。
一方、村上は空手の道着に初めて袖を通し、清水選手の練習施設へ。清水選手が「形」に魅せられた理由を尋ねると、「始めた頃は、形がきれいだからカッコいいと思って、そのうちに歴史や動きの質感を知ってもっと深く知りたいと思うようになり、やればやるほど面白くなった」という。
また、「形」の稽古を村上が体験。みぞおちを突く「中段突き」を教えてもらうことに。気合を入れ「えいっ!」と発すると、清水選手から「すごいきれいです」と褒められるが、「汗すげえ。こんな数回で」と村上の額から汗が出る。全身運動に加えて、集中力が必要とされるため、体全体に意識を巡らせて集中しないと、いいフォームに持っていくことは難しいと実感する。
空手から一番学んだことを尋ねると、「這(は)い上がることのしんどさはありますが、その成功体験を得たってこと自体が、自分の財産だと思っています。逃げずに今目の前にどれだけ立ち向かえるか、この一歩一歩をどれだけ積み重ねられるかで成功できるってことは、空手をやってなかったら気付けなかったことだと思っています」との答えに、村上は「やっぱり1回上がっている方の言葉の説得力ですよね。すごい経験を、空手からされたんだなと感じさせていただきました」と感想を語る。
田中大樹プロデューサーは「どちらも体のあらゆる部分にまで意識を集中させなければならない競技で、その奥深さや知られざるトレーニング方法、魅力的な選手の素顔をご覧いただければと思います。一流選手のトレーニングや基礎の習得がどれだけ大変なものか、村上さんの体験取材を通して、皆さまにわかりやすくお伝えできたらと思っております」と話している。