Visaは11月14日、Team Visaサミットにて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、Team Visaのアスリートのメンバーを発表した。
「Team Visa」とは、オリンピックやパラリンピックで頂点を目指すアスリートの支援を目的に、Visaが世界的に展開しているアスリート支援プログラム。2000年に創設されて以来、出身国や経歴にこだわらず、これまでに500名近くのアスリートが支援を受けているという。
今回発表された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のTeam Visaメンバーは、Team Visa史上最多の43の国と地域を代表し、新競技となるサーフィンやスケートボード、スポーツクライミングを含む30以上の競技から70名以上のアスリートが集結。
オリンピックで4度の金メダルを獲得しているアメリカの体操選手シモーネ・バイルズをはじめ、ケイティ・レデッキー(水泳、アメリカ)、ダニエル・ディアス(パラ水泳、ブラジル)、ミーガン・ラピノー(サッカー、アメリカ)、PVシンドゥ(バドミントン、インド)、オクサナ・マスターズ(パラ自転車競技、アメリカ)といったアスリートのほか、五十嵐カノア(サーフィン、日本)、ポピー・スター・オルセン(スケートボード、オーストラリア)、ショーン・マッコール(スポーツクライミング・カナダ)など、オリンピック・パラリンピックに初参加の期待のアスリート16名も選出された。
シモーネ・バイルズ選手は、「Team Visaの一員となり、卓越したアスリートたちと大会の精神を共有しながら東京2020に向けて準備を進められることを光栄に思います。自国の代表として世界の舞台で競うことができる機会は本当に名誉であり、チームメート、家族、友人、ファン、そしてVisa のようなパートナーからの応援は、私たちが生涯の目標と夢を達成していく励みとなります」とコメント。
さらに、五十嵐カノア選手からは、「Team Visa サミットは大会の前に他の参加選手たちと出会い交流できる素晴らしい場所です。初めて参加することになるオリンピックでは、Team Visaの仲間をもつことで、知っている人がいるという安心感を感じることができます」といったコメントが寄せられている。