JR東日本大宮支社は14日、首都圏各地からの観光需要が増えつつあり、近年ではインバウンド需要も高まっている川越駅のリニューアル工事を実施すると発表した。完成は2020年7月頃を予定している。
川越駅のリニューアル工事は、「小江戸 川越」の街並みを感じられる観光拠点駅への改良を目的として、改札口の外観改良と「みどりの窓口」の改良、自動改札機の移設を実施する。川越の「蔵造りの町家」「時の鐘」をモチーフとし、木の質感や黒漆喰をベースにした駅空間に整備する。
改札口は観光地川越の玄関口として、「小江戸 川越」の街並みを感じられるデザインに模様替え。有人改札口をシースルーカウンター化することにより、明るく開放的な改札に改良する。「みどりの窓口」はオープンカウンター化を行い、利用者の利便性向上を図るとともに、待合スペースに冷暖房を整備。自動改札機はラッシュ時の入出場者の動線を改善するために移設し、改札内の見通しが良い観光駅にふさわしい開放的なレイアウトに改良する。