東京2020組織委員会はこのほど、東京2020大会のメダリストに授与する副賞のビクトリーブーケのデザインを決定した。
ブーケのデザインは、世界中の人々と称賛の瞬間を共有できるようにとの思いを込め、明るい色を基調としている。ブーケの花は、東日本大震災で被災した地域で育てられたもの中心に使用する予定とのこと。
オリンピックのブーケで使用予定の花材は、トルコギキョウ(福島県産)、ヒマワリ(宮城県産)、リンドウ(岩手県産)、ナルコラン(福島県産)、ハラン(東京都産)。
パラリンピックのブーケで使用予定の花材は、トルコギキョウ(福島県産)、バラ(宮城県産)、リンドウ(岩手県産)、ハラン(東京都産)。
ブーケは、オリンピック・パラリンピック合計で約5,000個を用意する予定だという。メダリストの手元に残り、家族や親しい友人と記憶を共有できるものとして、東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」とパラリンピックマスコット「ソメイティ」のぬいぐるみをブーケに取り付ける。
ブーケ作成にあたっては、ブーケのデザインを提案した日本花き振興協議会が協力するとのこと。
※画像は2019年11月12日に撮影。季節要因などにより本番時の花材、産地、デザイン等に変更の可能性があり