ダイソンは14日、加湿空気清浄機の新モデル「Dyson Pure Humidify+Cool」を発表した。冬は加湿器、夏は扇風機、季節を選ばずPM 0.1レベルの微粒子を捕獲する空気清浄機という、1台3役をうたう。11月29日に発売し、価格はオープン。公式オンラインストアでの予約価格は88,000円(税込、2019年11月14日時点)。
新しく採用したUV-Cテクノロジーは、紫外線とともに、高反射素材を用いたPTFEチューブによって、本体のタンクから汲み上げた水に含まれる菌類をすばやく除去。きれいになった水は、抗菌作用を持つ3Dエアメッシュフィルターを通り、水蒸気となって部屋に放出される。
また、本体のタンク内で加湿フィルターを洗浄する「加湿お手入れ」機能を搭載。「水」に触れるすべてのパーツも洗浄することで、メンテナンスを簡単にした。
空気清浄機能では、まずレーザーやセンサーを使って部屋の状態を調査。本体のホウケイ酸マイクロファイバー製フィルターは、PM 0.1(0.1ミクロン)レベルの微粒子を99.5%、捕集するという。合わせて、揮発性の有機化合物や有害な物質も除去する。空気清浄能力の目安は、8畳で約22分。
Dyson Pure Humidify+Coolでは、新たに「ジェット アクシス コントロール」を導入。本体上部にある円形ループ部分の両端に、風向きを調整する機構を配置している。開口部を基準として最大90度の範囲で風を送り出すほか、風向きを調整することで、「強い風に当たらない」ような運転を行う。動作モードとして、本体の後方に送風するディフューズドモード、自然界のそよ風を再現するブリーズモードがある。
iOS端末やAndroid端末とも連携。「Dyson Link」アプリを使って、部屋の空気の汚れ具合、温度、湿度などを確認でき、メンテナンスのサポートやトラブルシューティングといった機能もある。本体サイズはW312×D312×H923mm、重さは8.29kg。