来年1月クールのTBS系連続ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(毎週金曜22:00~)で主演を務める俳優の伊藤英明が、役作りのために剃髪し、坊主頭で袈裟を着た僧侶姿を初披露。また、追加キャストとして余貴美子、萩原聖人、堀内健らの出演が発表された。
ビッグコミック増刊号で連載中のこやす珠世氏の同名漫画を原作とした本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ。
主演の伊藤は、救命救急医だけではなく僧侶でもある松本を演じるにあたり、2年間伸ばし続けて肩につくほど長かった髪をばっさりと落とし坊主頭に。伊藤の長い髪に、監督やプロデューサー、仏事監修を務める新倉典生(善立寺住職)をはじめとしたスタッフ全員が続々と鋏を入れ、最後は伊藤自らがバリカンを手にし、現在の髪型になるまで剃り上げた。
袈裟を着用し僧侶の姿となった伊藤は、「髪を切って坊主頭になって、すっきりしました。これまで2年以上髪の毛を伸ばしていて、久しぶりに短くなったので、気分が一新しましたね。私自身、この姿がとても気に入っています」とコメント。「髪型だけではなく、袈裟にも初めて袖を通して、ここまで見た目が“僧侶”に変化したので、気合が入りました。善立寺の住職・新倉さんに、合掌の作法や、数珠の持ち方など、その意味を含めて細かく指導していただいたので、身も心も変化して、いよいよ松本照円という役に入るのだなと、奮い立っています」と、さらに気合いが入ったようだ。
なお、僧医である松本は、僧侶としての仕事中もすぐに急患に対応できるよう、袈裟の足元にスニーカーを履いている。この一見アンバランスな見た目も、本作ならではの特徴だ。
また、先日発表された中谷美紀、ムロツヨシ、松本穂香に加え、個性が光る追加キャスト陣が決定。主人公・松本を僧医として病院に迎え、他の医師らとの衝突や僧医であることで迷う松本を陰ながら支える理事長・澁沢和歌子役に余貴美子、松本の上司である救命救急センター部長・玉井潤一郎役に萩原聖人、松本に時に怪しげな取り引きをされながらも医療面での協力関係・個人的な友情を育んでいく整形外科医・藍田一平役に堀内健が起用された。
さらに、松本ら医師のサポートをする病棟クラークで、病棟内の人気者・小山内みゆきを唐田えりかが担う。そのほか、病院の清掃員として働き、病院のあらゆる事情に精通した謎の多いおばちゃんを宮崎美子、松本の幼なじみの父親・宮寺憲次を泉谷しげる、そしてその憲次の娘である宮寺あやを土村芳が演じる。
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