きょう12日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、神奈川・鎌倉で料理教室を主宰する女性に密着する。

青木崇高

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、全国の主婦たちの共感を呼び、今年「料理レシピ本大賞エッセイ賞」を受賞した『料理が苦痛だ』の著者で、料理教室を主宰する本多理恵子さん(54)だ。

群馬県出身で、東京の短大を卒業後、一般企業に就職。2歳年上の同僚と結婚して1人息子を授かった。元々料理が苦手だという自覚はあったが、子育てに料理は欠かせない。ならば、少しでも楽に乗り切りたい、と自分なりに工夫をするようになったという。相変わらず料理に苦手意識を持ってはいたが、料理を簡単に済ますコツをつかんでいった本多さんは、13年前に自宅の一部でカフェを開き、料理教室を始めた。

料理教室では、「水・油・調味料は一切使わない」「計量はしない」など、毎日作り続ける料理だからこそ極力手間を省いた料理ばかりを紹介。参加者は料理に苦手意識のある女性たちで、中にはわざわざ北海道から訪れる人もいる。これまでの参加者はのべ1万2千人を超えるほど、人気を集めている。

料理教室に参加した人たちは「私だけじゃないんだと思ってホッとした」「救われた」と料理のレシピを覚える以外にも、料理をする心の余裕も作り出している様子。「料理が好きではない」と公言してはばからない本多さんだが、“料理が好きではない”からこそ自分にできることを追い求めてきたという。

「家庭料理」の話題になったスタジオでは、妻・優香の料理の味付けに口を出すかと問われた青木崇高が「めちゃめちゃ神経をつかいながら言う」と話し、出演者たちの笑いを誘う。また、若林正恭が基本的にオフの状態になっているというプライベートでして欲しくないこととは…。