近畿日本ツーリスト首都圏、日本航空、早稲田エルダリーヘルス事業団、3eee(スリー)の4社は11月25日~27日、「介護予防ツアー」を実施する。
2018年、JALと早稲田エルダリーヘルス事業団は、「介護予防チャーター」を開催した。旅行に出ることを躊躇している高齢者と家族を対象に実施したものだが、とても好評であったという。
今回は、ユニバーサルツーリズムの知見を持つ近畿日本ツーリスト首都圏が加わり、介護予防につながる「チャレンジプログラム」を新たな取り組みとして採用する。チャレンジプログラムはいずれも希望者を対象にするもので、2日目は京都の景勝地「天橋立」をめぐるルート、3日目は兵庫県・姫路城を地元ガイドと共に大手門から備前丸までをめぐるルートを用意する。
対象となるのは、早稲田エルダリーヘルス事業団が運営する介護予防特化型デイサービス「早稲田イーライフ」の利用者と、3eeeのデイサービス利用者(いずれも軽度の介護認定を受けている者)。
また、同ツアーには旅行に対する不安を解消するよう各社デイサービスのスタッフが同行する。旅行中は、早稲田大学スポーツ科学学術院・荒木先生によるエクササイズも実施。空港係員と客室乗務員が参加者のスムーズな搭乗に向けたサポートも行う。宿泊先は、ダイヤモンド有馬温泉ソサイエティ本館(兵庫県神戸市)。