お笑いコンビのサンドウィッチマンが、2020年1月放送予定のテレビ朝日系ドラマ『西村京太郎トラベルミステリー71』に出演する。
ミステリー界の重鎮・西村京太郎氏が生み出した人気キャラクター・十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(高田純次)が、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明していく同シリーズ。
今作では、警視庁捜査一課に女性からの電話が入り、十津川警部と亀井刑事を名乗る怪しい2人組に追われていると訴えるが、翌朝に彼女は刺殺体となって発見される。やがて、十津川の名をかたっていたのは達川幹生(伊達みきお)、亀井になりすましていたのは富山岳史(富澤たけし)だと判明する、というストーリーだ。
メインゲストとして出演し、「十津川・亀井のニセモノ」を演じるサンドウィッチマン。高橋は今年2月、サンドウィッチマンと同じ所属事務所に移籍したばかりで、両者はバラエティでは多数共演しているものの、ドラマで共演するのは今回が初めて。
オファーを受けたときの心境について、伊達は「ちょっとパニックになりました!」と明かし、「演じていても、まるで自分がテレビの中に入ったみたいな感じで、夢のような時間でした。もうこれは永久保存版です」と喜ぶ。そして富澤も「最初は、ちょっと何言ってるかわかんないな、と思いました」と笑顔を見せた。
撮影を振り返り、伊達は「本物の十津川警部の前で『オレが十津川だ』と威張るシーンもあったのですが、そのときの英樹さんの圧倒的な威圧感にビックリしました」とのことで、「そこまでわりとすんなり撮影が進んでいたのに、僕、ビビッてかんじゃいましたもん(笑)」「僕は本気で英樹さんにビビった顔をしているので、ぜひそこを見ていただきたいです」と笑顔でアピール。
富澤は「僕らの存在を通して、親子、そして仲間との絆など人間にとって大切なものが描かれています。それから今回は、同じ事務所の後輩芸人がいっぱい出演しているので、そんなところにも注目してください!」と見どころを語った。
一方の高橋は「サンドウィッチマンは事務所の先輩ですので、ついに“兄さん方”が出るんだ、やりやがったな! と思いましたね(笑)」と話し、サンドウィッチマンの演技については「『うまい!』のひと言ですよ、本当にビックリしました。村川透監督も『この2人、スゴイね!』と絶賛していました」と評価。
高田は、サンドウィッチマンの出演を聞き、「ちょっと腰を抜かしてしまいました(笑)」というが、「まぁでも、僕たちのどこが本物らしいかというと、それもよくわからないしね! サンドのお2人には雰囲気があるから、僕のほうこそ、もうちょっと雰囲気を出さないといけないなと思いました(笑)」と話す。
また、「この作品が放送された後、お2人にはたくさん役者のオファーが来るんじゃないかな」と絶賛し、「サンドウィッチマンのゲスト出演をみなさんに楽しんでいただきたいですね!」と呼びかけていた。