お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、9日に放送されたラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ/毎週土曜9:00~)で、ゲスト出演した放送作家・高須光聖氏と、漫才コンテストにおける審査員の難しさを語り合った。
2011年に行われた漫才コンテスト『THE MANZAI』の決勝大会審査員を務めた高須氏。同大会にはナイツも出場しており、高須は「(ナイツと千鳥の)どっちに投票しようか迷った」と振り返った。
迷いに迷った結果、最終的に高須氏が選んだのは千鳥。それに対して塙は「千鳥に入れていただいたっていうのは唯一の救いですよ」と回想しつつ、「めっちゃ惜しかったんですよ。誰かが(票を)入れてくれてたら優勝だったんですよ」と振り返った。
これを受けて高須氏は「ナイツに入れなかったっていうのが、ずっと残ってるんですよ」と複雑な胸中を吐露。すると塙も「僕も審査員やってわかったんですよ。和牛の顔を見れないんですよ」と明かした。
塙は昨年の『M-1グランプリ』で審査員を務めており、決勝では、塙が票を入れた霜降り明星が優勝し、和牛は1票差の2位に終わった。
高須氏が「審査員の方から見てるから、落胆した顔とか分かるのよ。すごい顔した、今っていうのも分かるから」と言うと、塙も「最終決戦の点数じゃないのは嫌ですよね。人の名前を入れるやつは。でも、見ている人は面白んだろうなって」と述べていた。