LGエレクトロニクス・ジャパンは8日、42.5型のHDR対応IPS 4Kモニター「43UN700-B」を発表した。11月15日に全国で順次発売する。価格はオープンで、予想実売価格は69,800円前後。

  • 43UN700-B

    43UN700-B

「43UN700-B」は、ノングレアのIPSパネルを採用した42.5型の大画面4Kモニターで、2017年5月発売の「43UD79-B」の後継機にあたる。

最大4つのデバイスから同時に画面に出力するPBP(ピクチャーバイピクチャー)や、映像などを常に小窓に表示させるPIP(ピクチャーインピクチャー)に対応するほか、新たにHDR10にも対応し、従来モデルの43UD79-Bでは350cd毎平方メートルであった輝度が、43UN700-Bでは400cd毎平方メートルに強化された。

  • インタフェースはHDMI×4、DisplayPort、USB Type-Cなど

    インタフェースはHDMI×4、DisplayPort、USB Type-Cなど

インタフェースは、HDMI×4ポート(4K@60Hz×2、4K@30Hz×2)とDisplayPort、USB Type-Cの合計6ポート、加えてUSB 3.0ダウンストリームポート(Type-A)を搭載。PCと接続することでUSBハブとしても使用可能。

音響面では、「Rich Bass」に対応した10W+10Wのステレオスピーカーを内蔵する。

主な仕様は、ディスプレイが42.5インチ(3,840×2,160ドット)IPS液晶、視野角が上下/左右各178度、コントラスト比が1,000:1、応答速度が8ms(GTG High)など。

本体サイズはW967×D275×H648mm(スタンド付き)、重量は17.5kg(スタンド含む)。スタンドの高さ調整やスイベルには非対応だが、チルトには対応し前5度~後ろ10度で調整できる。VESA規格は200×200mmに対応する。

LGのWebサイトからダウンロードできるソフト「OnScreen Control」のScreen Split機能を使用すれば、画面上のウィンドウを最大4分割することが可能。また、モニターに関する各種操作を設定できるリモコンが付属する。

  • 光の反射が少ないIPSノングレアパネル

    光の反射が少ないIPSノングレアパネル