GABAは11月7日、「ソロ活に関する実態調査2019」の結果を発表した。調査期間は2019年10月1~3日、調査対象は20~69歳のビジネスパーソンで、有効回答は1,000人。

56.8%が「ソロ活の経験がある」

  • これまでに行ったことがあるソロ活は?

「ソロ活(ソロ活動)」とは、友人や家族などと一緒ではなく、あえてひとりで行動や体験をして楽しむことをいう。同調査で、ひとりでいる時間が好きか尋ねたところ、「好き」と答えた人は89.7%に上り、「嫌い」は10.3%にとどまった。

ソロ活を肯定的に捉えている人は85.6%。ソロ活肯定派にソロ活の魅力を聞くと、1位「計画を自分で決められる」(68.9%)、2位「気疲れしない」(64.4%)、3位「気楽に取り組める」(63.7%)と続いた。

ソロ活の経験がある人は過半数の56.8%。性年代別にみると、最も高いのは40代女性の63.0%、最も低いのは20代女性の48.0%だった。

これまでに行ったことがあるソロ活を質問すると、レジャー関連は、1位「映画館」(59.9%)、2位「ショッピング」(59.3%)、3位「国内旅行」(48.6%)。グルメ関連は、1位「ラーメン」(46.0%)、2位「牛丼」(37.7%)、3位「ファミレス」(37.0%)。またソロ活にかけている1カ月あたりの金額は、平均1万3,254円となった。

ソロ活経験者に仕事に関する経験について問うと、「ソロ活をしたら仕事のスキルが上がった」の項目で「経験がある」と答えた人は19.5%。性年代別では、20代男性が30.0%で最多となった。

「ソロ活での経験が仕事で役立った」ことがある人は39.1%。具体的には、1位「仕事が楽しくなった」・「仕事での行動力が上がった」(各35.6%)、3位「仕事での決断力が上がった」(32.4%)、4位「仕事の生産性が上がった」(22.1%)、5位「営業トークでソロ活ネタが使えた」(17.1%)となった。