JR東日本は8日、台風19号の被災地ボランティアなどの復興支援にあたる人々を対象に、被災地からの帰りに通常の約50%割引で新幹線自由席を利用できる「やまびこ・なすの自由席片道きっぷ」「あさま自由席片道きっぷ」を発売すると発表した。
「やまびこ・なすの自由席片道きっぷ」は、発駅から東京都区内まで「やまびこ」「なすの」の普通車自由席に限り、通常の約50%割引で利用できる片道タイプのきっぷ。一例として、盛岡~東京(都区内)間は通常額1万3,960円に対し、同きっぷの利用で6,980円となる。「やまびこ」「なすの」の指定席と「はやぶさ」「はやて」「こまち」「つばさ」を利用する場合、運賃・料金ともに無効となる。
「あさま自由席片道きっぷ」は、長野駅から東京都区内まで「あさま」の普通車自由席に限り、通常の約50%割引で利用できる片道タイプのきっぷ。一例として、長野~東京(都区内)間が通常額7,810円に対し、同きっぷの利用で3,900円となる。「あさま」の指定席と「かがやき」「はくたか」を利用する場合、運賃・料金ともに無効となる。
各きっぷとも発売期間・利用期間は11月15日から12月15日まで。有効期間は1日間。「やまびこ・なすの自由席片道きっぷ」は岩手・宮城・福島エリアのおもな駅の指定席券売機、「あさま自由席片道きっぷ」は長野エリアのおもな駅の指定席券売機で発売され、利用日当日も販売する。