婚活支援サービスのパートナーエージェントは11月8日、"結婚の幸福度"を客観的に測定し、数値化した指数「QOM(Quality of Marriage)」を都道府県別にランキング化した「2019年度 QOM全国ランキング」を発表した。調査期間は2013年11月~2019年8月、調査対象は全国の未婚・既婚の男性3万7,468人、女性10万5,872人。

沖縄県が初の首位

  • QOM 全国ランキング 出典:婚活支援サービス パートナーエージェント

QOMとは、結婚生活における夫婦それぞれの幸福度を数値化するために2013年に開発されたもの。「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」「境界力」「過去未来力」の6つのカテゴリーからなる全80問の設問に答えることで、現在の結婚の幸せが1,000点満点で数値化される。

1位は「沖縄県」(QOM平均628.1)で、前年3位から2つ順位を上げて初の首位を獲得。「興味維持力」「スキンシップ力」「カップル理解力」が全国1位となっており、同社は「相手に興味を持ち、ふれあいを欠かさないことで幸せな関係を築いているようです」と推測している。

以下、2位「東京都」(同627.7)、3位「宮崎県」(同625.5)、4位「鹿児島県」(同625.4)、5位「福岡県」(同617.1)と続き、前年に続いて九州・沖縄エリアが上位に多く入った。この結果について同社は、「九州・沖縄は離婚率が比較的高いエリアであり、結婚に満足できない方は離婚をしてしまい、結婚生活を維持している方は満足度が高いと想定できる」と分析している。