Dynabookは11月7日、A4型ノートPC「dynabook T」シリーズ新モデルを発表した。ラインナップはdynabook T9 / T8 / T5 / T4の計4モデル。ここでは、15.6型ディスプレイを採用した下位2機種を紹介する。
dynabook T5 / 4の発売日は11月15日。価格はオープンで、店頭予想価格はT5が税別160,000円台半ば、T4が税別120,000円台半ば。
今回発表されたdynabook T5 / T4は、上位の16.1型dynabook T9 / T8と本体サイズは同じながら、15.6型フルHD IPS液晶ディスプレイを搭載した家庭向けスタンダードノートPC。T9 / T8は低反射ノングレアの高色純度、高輝度パネルを採用するが、T5 / T4ではグレア(光沢)のIPSパネルを採用する。
機能面では、dynabook Tシリーズ共通となる、オンキヨーと共同開発したサウンドシステム「Dynamic Wide Sound」や、コンテンツ内容に適した音響技術でサウンドを再生するアプリ「DTS Audio Processing」、AQUOSレコーダーと連携するアプリ「TVコネクトスイート」などを搭載。しかし、上位2モデルで搭載する赤外線認証カメラは、T5 / T4では省かれている。
本体デザインは現行の夏モデルを踏襲するが、搭載バッテリを従来の円筒形から平型に変更し、バッテリ駆動時間が約7時間から9時間へ伸びた。T5のカラーはスタイリッシュブルーとサテンゴールドの2色、T4はリュクスホワイト、サテンゴールド、スタイリッシュブルー、フォーマルロゼの4色を揃える。
性能面では、プロセッサとメモリを強化。T5では、現行のCore i3-8130UからCore i5-8265Uへ、T4では、現行のCeleron 3867UからCeleron 4205Uへアップデートした。T5ではメモリも現行から倍増した8GBを標準搭載する。
CPUとメモリ、グラフィックスを除く主な仕様は2機種共通。ストレージは1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)のIPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bitなど。CPUはT5がIntel Core i5-8265U(1.60GHz)、T4がIntel Celeron 4205U(1.80GHz)。メモリはT5が8GB、T4が4GB。グラフィックスはT5がIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)、T4が同610。
インタフェースや本体サイズは、dynabook Tシリーズ4機種で共通。インタフェースはギガビット準拠の有線LAN、HDMI出力(4K対応)×1、USB 3.0×3、USB Type-C×1など。本体サイズはW379×D256.5×H23.7mm、重さは約2.4kg。
バッテリ駆動時間は約9時間(JEITA 2.0)。30分の充電で約3.5時間利用できる急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」も備える。ワイヤレスマウスやOffice Home and Business 2019が付属する。