パナソニックは11月6日、LUMIX Sシリーズのミラーレス「DC-S1R」「DC-S1」とLUMIX Gシリーズのミラーレス「DC-G9」「DC-GH5」「DC-GH5S」の新しいファームウエアを発表した。LUMIX Sシリーズではプロやクリエイターの作品作りを支援する機能を向上させたほか、LUMIX Gシリーズでは動物認識AFなどを搭載して撮影の快適さを高めた。新ファームウエアの提供開始は11月19日で、無料でダウンロードできる。
LUMIX Sシリーズ用ファームウエアのおもな特徴は以下の通り。
- 「CF express TypeBカード」に対応
- Profoto製コマンダー「Air Remote TTL-O/P」「Profoto Connect-O/P」に対応
- シグマ製Lマウントレンズとの互換性を強化
- シグマ製マウントアダプター「MC-21」装着時の性能を改善
- 長秒撮影時の画質改善(DC-S1Rのみ)
- AFC設定時のAF+MF動作に対応
- RAW現像時のRAW/JPEG振り分け記録に対応
- Mモード+ISOオート時の動作を改善
LUMIX Gシリーズ用ファームウエアのおもな特徴は以下の通り。
- 「動物認識AF」に対応(DC-G9、DC-GH5S)
- ピントを合わせたい被写体が手前にあるか奥にあるか、優先する対象を選べる新しいAF制御「AF-ON近側/遠側設定」に対応(DC-G9、DC-GH5、DC-GH5S)
- 細かなピント確認ができる「AF時ピーキング」に対応(DC-G9、DC-GH5、DC-GH5S)
- 動画の4:2:2 10bit記録やHLG動画(HDR動画)に対応(DC-G9)
- ハイレゾモード時の動き補正に対応(MODE2を追加)(DC-G9)
- 動画撮影時における手ブレ補正の動作安定性向上(DC-G9、DC-GH5)
- Mモード+ISOオート時の動作を改善(DC-G9、DC-GH5、DC-GH5S)
- Profoto製コマンダー「Air Remote TTL-O/P」「Profoto Connect-O/P」に対応(DC-G9、DC-GH5、DC-GH5S)