ソニーは11月5日、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」をアップデート。iPhoneなどのiOS搭載機器との接続性を改善したほか、その他の機能改善も行なっている。アップデート後のソフトウェアバージョンはVer.1.3.7。iOS機器から今回のWF-1000XM3のアップデートを行う場合、iOS 13.2以降が必要となる。
ソニーでは9月25日、WF-1000XM3とiOS 13.1を搭載したiPhoneなどを接続した場合、通常の音楽再生や「Sony | Headphones Connect」での音質設定などは行えるが、以下の不具合が発生することを報告していた。
- 「Sony | Headphones Connect」を使った音声ガイダンスの言語切り替え出来ない
- 「Sony | Headphones Connect」を使った機器登録(ペアリング)が出来ない
(※ OSの設定画面からのペアリングは可能。「Sony | Headphones Connect」Ver.6.0.1以降では、この事象は起きない) - 本機のソフトウェアアップデートができない
- Google アシスタントが機能しない
WF-1000XM3をVer.1.3.7にアップデートし、iOS 13.2以降のiPhoneなどと組み合わせた場合には、これらの不具合はすべて改善されるとしている。
iOS13.2以降を搭載したiOS機器で、「Sony | Headphones Connect」アプリを使ってWF-1000XM3をアップデートできる。iOS 13.1では今回のWF-1000XM3のアップデートは行えない。
なお、Android端末からもWF-1000XM3をVer.1.3.7にアップデートできる。詳細はソニーの本体アップデート情報のページを参照のこと。