養命酒製造はこのほど、「ビジネスパーソンの風邪・インフルエンザ予防」に関する調査結果を明らかにした。同調査は10月16日~17日、全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン1,000名を対象にインターネットで実施したもの。
昨冬(2018年11月~2019年2月ごろ)に何回、風邪をひいたか聞いたところ、「1回」は36.7%、「2回」は13.9%、「3回」は4.3%、「4回以上」は1.8%で、合計で56.7%だった。「0回」は43.3%となっている。
昨冬に何回、インフルエンザにかかったか聞いたところ、87.8%が「0回」と答えた。「1回」は11.5%、「2回」は0.7%で、合計すると12.2%がインフルエンザにかかったことがわかった。性年代別にみると、最も罹患率が高かったのは、20代女性だった。
昨冬、風邪・インフルエンザの予防のために行ったことを聞くと、「手を洗う」(71.9%)が最も高かった。次いで、「うがいをする」(59.8%)、「マスクをする」(52.2%)、「十分な睡眠や休息をとる」(33.7%)、「のど飴をなめる」(21.6%)となっている。
のど飴をなめることが、風邪・インフルエンザの予防につながることを知っていたか尋ねたところ、72.3%が「知らなかった」、27.7%が「知っていた」と答えた。
今冬、風邪予防のために支払ってもよいと思う金額の上限について聞いた。平均額は2,210円で、「0円」(20.2%)や「1,000円~2,000円未満」(27.3%)などに回答が集中している。昨冬、風邪をひいた人では平均額は2,616円と、風邪をひいていない人(1,678円)と比べて938円高い。
今冬、インフルエンザ予防のために支払ってもよいと思う金額の上限について聞くと、「0円」(19.6%)や「1,000円~2,000円未満」(22.1%)、「5,000円~10,000円未満」(18.2%)が多かった。平均額は2,654円となっている。昨冬、インフルエンザにかかった人の平均額は4,187円で、罹患しなかった人(2,441円)と比べ1,746円高かった。