2020年末での活動休止を発表しているアイドルグループ・嵐が、デビュー20周年を迎えた3日、都内で会見。11月末に竣工する国立競技場で2020年5月15日・16日にコンサートを開催することを発表し、それぞれ意気込みを語った。
2008年より改修工事に入るまでの6年間、旧国立競技場において毎年コンサートを開催していた嵐。新たに生まれ変わった国立競技場においても、ぜひコンサートを行いたいというメンバーの強い思いに多くの人たちが賛同し、単独アーティストとしては初の国立競技場でのコンサート開催が決定した。なお、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、開閉会式会場としてのオペレーションの確認を兼ねるという前提条件を提示されたという。
櫻井翔は「6年間、国立競技場でやらせていただいたので特別な思いがありました」と強い思いを明かし、「夢の舞台に立つことができるということでとても光栄ですし、あそこでの景色は特別なのでファンの皆さんにあの景色を一緒に見てもらいたい」としみじみ。大野智は「6年間いろんな演出もさせていただいた」と振り返った上で、「以前、フライングをしたんですけど、そういうこともあるかも」と案を出すとメンバーが慌て、会場から笑いが起こった。
松本潤は「とてもうれしいです。そんな機会があると思っていなかったので、機会をいただけたことは幸せだなと思っています」と喜び、「東京のど真ん中にあるナショナルスタジアムでライブをやらせていただいて、その空間をファンのみなさんと6年も共有できて、20年やってきた中でもとても思い出深い。その場所にもう一度帰ることができて、新しく生まれ変わった国立競技場でどんなライブをやるのか。思い出深いものになったらと思いますし、オリピックの前なので2020年らしさを自分たちでも表現できたらと思います」と意気込んだ。
相葉雅紀は「またライブができるというのがものすごいうれしかったです。その場所が、僕らの思い出がたくさんある国立競技場でできるというのは本当に幸せなこと。今からすごいワクワクしていますし、国立の前を通るたびに見上げてワクワクしています」とうれしそうにコメント。二宮和也は「客観的に純粋に、新しく生まれ変わった国立競技場で誰が最初にやるのかなというのは、なんとなく気になっていた」と打ち明け、自分たちに決定して「本当に光栄。我々らしくできたらいいなと思っています。雨が降らないようにというのは願っています」と話した。