ASRockは11月1日、「Intel X299」チップセットを搭載するLGA2066マザーボードのラインナップを刷新し、新たにコンテンツクリエーター向けの「X299 Creator」、メインストリーム向けの「X299 Steel Legend」、ハイエンド向けの「X299 Taichi CLX」の3モデルを日本市場で順次販売開始すると発表した。
X299 Steel Legendは11月6日に発売し、参考価格は30,800円。X299 Taichi CLXは11月末の発売予定で、参考価格は49,980円。X299 Creatorは未定だが、年末にかけて発売される見通し。
X299 Steel Legendは11フェーズの電力設計を特長としており、各フェーズで最大50Aの電流をインテリジェントかつ正確に供給し、優れたパフォーマンスを発揮する。前世代に比べ2倍の速度となる最大20Gbpsの転送速度を実現するUSB 3.2 Gen 2のType Cポートを2基備えている。
X299 Taichi CLXは、Dr.MOS の13電源フェーズ設計、DDR4 4200、4つのPCIe 3.0 x16スロットとPCIe 3.0 x1スロットをサポートし、あらゆる用途に対応する。ほか通信機能では、Wi-Fi 6(802.11ax)や、同時通信技術のMU-MIMOなどの次世代テクノロジ利用できる。
X299 Creatorは、コンテンツクリエーター向けであるととに、同社X299マザーボードの中でも最上位に位置するフラグシップモデルという。3つのPCIe 3.0 x4 M.2スロットと10個のSATAポートを備え、大容量ドライブや拡張性を必要とするプロユーザーに最適化したほか、Thunderbolt 3など多彩かつ最新のインタフェースを豊富に装備している。