MILIZEは10月31日、生命保険の不満やストレスに関する調査結果を発表した。調査期間は2019年10月15~16日。調査対象は政令指定都市がある都道府県在住の既婚者・子供がいる人(25~49歳)のうち、生命保険料が月額5,000円以上の人で、有効回答は1,000人。

  • 生命保険を検討~加入後までの流れの中で、大変だったこと(不満・ストレス)をお知らせください

    生命保険を検討~加入後までの流れの中で、大変だったこと(不満・ストレス)をお知らせください

生命保険を検討するときから加入後までの流れの中で大変だったこと(不満・ストレス)を聞くと、「保険料が高い」が最も多く62.1%。以下、「保険料の妥当性が分からない」が57.0%、「保険商品の内容が分かりにくい」が54.2%、「保険の内容が自分にとって妥当なのか分からない」が54.1%、「加入後どのような保険に加入しているのか忘れる」が53.3%、「保険の書類が多い」が52.7%と続いた。

加入中の保険の内容を理解しているか尋ねると、58%が「理解している(よく+少し)」と回答。他方、加入中の保険の内容や保険料に腹落ちしているかとの問いに、「している」と答えた人は35%にとどまり、「していない(全く+あまり)」は16%、「どちらともいえない」は46%に上った。どちらともいえない~全くしていない理由としては、「本当に必要な保険に加入できているのか、不要な部分にお金を払っているのではないか」などの声が寄せられた。

過去、生命保険に加入する際に最も参考にした情報源は、「生命保険会社の営業職員」が43.9%でトップ。今後検討する際に最も参考にしたい情報源でも、「生命保険会社の営業職員」が33.5%で最多となったものの、過去から10.4ポイント減少した。一方、「FPなどの専門知識を有している専門家」(過去11.4%、今後19.1%)と「インターネットの情報」(同12.8%、同17.1%)は増加しており、ニーズの変化がうかがえる。