俳優の織田裕二が主演するドラマ『連続ドラマW 頭取 野崎修平』が2020年1月19日(毎週日曜 22:00~ 全5話 第1話無料放送)にスタートすることが31日、明らかになった。
同ドラマは、原作・周良貨、漫画・能田茂による同名経済漫画の映像化作品で、織田が演じる野崎修平が、かつて監査役・頭取を務めたおおぞら銀行に頭取として抜てきされ、社会に貢献できる理想的な銀行づくりを目指して改革に乗り出すという物語。2018年に放送された第1弾の続編となる。
前作に引き続き、おおぞら銀行を常務として支えていた立川祥子役として松嶋菜々子が出演。今作から新たに、おおぞら銀行元頭取の息子で、取締役として野崎の前に立ちはだかる京極春樹を小澤征悦が演じ、融資部に勤務し、野崎とともに銀行再生の一役を担う石原俊之を風間俊介が演じる。ほか、元おおぞら銀行員で企業のリスクマネジメントをする会社を起業したIRMの社長・武田真吾を岸谷五朗、元頭取・京極雅彦を古谷一行、野崎との対決に敗れて収監されている総会屋の東都政策研究室総帥・海藤義己を宇梶剛士、野崎を慕う秘書・吉野美保を瀧本美織が演じるなど、豪華キャストが集結した。
主演の織田裕二は「お客様の役に立つ銀行を創りたいという彼の前に、次から次へと起こる問題。野崎修平はどんな答えを出すのか…。素敵なキャスト達が演じる様々な人の生き方を、新たなキャストも加わり、前作に引き続き信頼するスタッフと共にお届します。ご期待ください」と意気込みを語り、松嶋は「立川祥子は、前作の支店長から役員へと出世するも、剛毅果敢な性格でさらなる上を目指すタフな女性です。今作では、織田裕二さん演じる野崎修平がおおぞら銀行に戻り、おおぞら銀行の在り方を巡り正面からぶつかりあいます。当時、男社会だった銀行業界の中で、少しも怯まず、したたかさ、強さ、潔さを持つ彼女の存在感を大事に演じたいと思います」とメッセージを寄せている。
また、本作から登場する風間も「前作、『監査役 野崎修平』が好きです。骨太なストーリー、魅力的で一筋縄ではいかないキャラクター達、そして何より、画面一杯から伝わってくる、創り手達の情熱。そんな素晴らしい作品の続編に、参加させて頂けることになり、興奮しています。好きな作品だからこそ、背筋を伸ばし、気を引き締め、現場を楽しみたいと思います」と期待を寄せている。