フジテレビでは、天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が行われる11月10日に、皇后・雅子さまの物語を初めてドラマ化する『陛下と雅子さま 知られざる笑顔の物語』(20:00~21:54)を放送する。
番組では、皇室に嫁がれた雅子さまのこれまでを実際のニュース映像を交えてドラマ化。外務省を退職し、皇室に入った雅子さまが直面された現実、お世継ぎへの期待が高まる中で体調を崩し、適応障害と診断されて長い療養に入られた雅子さまの本当の姿がドラマによって明らかになる。
主演は、女優の美村里江で、雅子さまをご成婚当時から長年取材する雑誌「週刊チェイス」の記者・栗島梓の24歳から50歳までを演じる。その梓の上司で「週刊チェイス」デスクの八神真治を神保悟志、梓と現場で取材をするベテラン皇室カメラマン・杉崎省吾役をデビット伊東が演じる。
美村は「皇室を描くだけでも、エンタテインメントとしてはなかなか難しい部分が出てくると思います。その上で今回の脚本には、私が演じる週刊誌の記者・栗島梓にも人生がきちんとあって、それが雅子さまの人生とオーバーラップしたり違いを感じたりということによって膨らんでいき、面白い構成だなと感じました」と感想。「被災なさった皆様へのお見舞いの気持ちも込めて、この作品を少しでも多くの方が楽しんでくだされば幸甚です。ドキュメンタリー部分とどのような兼ね合いになるのか、私も楽しみにしています」と語っている。
番組ではほかにも、独自取材によって明らかになった天皇陛下の驚きのエピソードも一挙紹介。いつもの定番ヘアスタイルから一転、“サーファーカット”に?…幻の新ヘアスタイルとは。また、同級生が語る「陛下が密かに好きだったアイドル」「陛下の中学時代に大ヒットしたバッグを手に入れるために考えられた苦肉の策」といった秘話が明かされる。
そしてトランプ大統領やメラニア夫人が称賛した雅子さまの国際感覚の原点ともいえるアメリカを取材。恩師が語った雅子さまの驚異の語学力、そして貴重な卒業論文につづられていた思いとは…。
石田英史チーフプロデューサーは「陛下と皇后・雅子さまがどのようなお方なのか? ご成婚後、どのような生活や苦労、仕事をされてきたのか? キャリア、結婚、皇室の伝統、出産、公務、家庭…様々なことの間で揺れながらも支えあい、前に進まれてきたお二人の知られざる姿を祝賀パレードが予定されているその日に改めて知ることができる、そのような番組になればと思います」とコメントしている。
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