OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「呼吸」です。
1分間で心の落ち着きを取り戻す「呼吸」アプリの文字盤
Apple Watchの「呼吸」アプリはお使いですか? ゆったりとした深呼吸を美しいモーショングラフィックと振動でガイドしてくれる、マインドフルネスに役立つ癒し系のアプリです。この機能を文字盤したのが、名前の通り「呼吸」文字盤です。
手首をあげると1サイクル(吸う・吐く)のモーションを表示。画面をタップすると 1分間の呼吸ガイドが始まります。アプリとの違いは振動がないことです。1分経たずに文字盤を見えない方向に傾けた場合は、自動的にグラフィックが停止されます。
グラフィックのスタイルはアプリと同じ「クラシック」のほか、キラキラした破片が舞う「カーム」と、光の輪が大きさを変える「フォーカス」の3種類が用意されています。
情報量と実用性
「呼吸」文字盤には3つのスタイルがあり、いずれも右上・左上・下の3カ所にコンプリケーションが配置されています。しかし、深呼吸やマインドフルネスの目的で使うなら、余計な情報が目に入って気が散らないよう控えめな配置にした方が良いでしょう。
時計表示は、短針・長針が白の輪郭線で縁取られているため見やすいのですが、時刻の刻みはありません。また、秒針もありません。
おススメの使い方
マインドフルネスを実践している人はもちろん、日常生活で心を乱されることが多い方におススメしたい文字盤です。緊張・イラつき・不安を感じたときなどに画面をタップして、1分間だけグラフィックに合わせて自分の呼吸に意識を集中してみてください。乱された気持ちをふっと手放すことで、心を落ち着けることができます。1分も時間を取れない状況ならば、時計を見るフリで1回深呼吸するだけでもOK。焦る気持ちを少しクールダウンできます。