タレントの上沼恵美子と俳優の坂上忍がこのほど、東京・フジテレビ湾岸スタジオで同局系バラエティ特番『上沼恵美子×坂上忍の東西べしゃり歌合戦』(11月1日19:00~21:55)の収録後に取材に応じ、互いの印象などを語った。

  • 上沼恵美子(左)と坂上忍

この番組は、今年話題になった芸能人が坂上率いる東軍と上沼率いる西軍に分かれ、トークと自慢の歌を披露していくというもの。上沼は「もともと坂上さんのこと尊敬してますし、大好きです。ずっと『バイキング』も拝見してますし」といい、「今日は嫌われたくないなって考えてまいりました。彼は率直で、私もわりと率直女なんで、ぶつかり合わないかなって思ったんですけど、大好き同士なんでね。あんまり番組的には面白くないかも分かんないけど(笑)」と語る。

一方の坂上は「僕はお世辞でもなんでもなく、バラエティのイロハを教えてもらったのは上沼さんの番組なので、まさか隣に立たせていただく日がって到底思ってなかったですから、本当にありがたかったです」と感謝した。

上沼がフジテレビ制作の番組に出演するのは約20年ぶりだが、「建物が威圧感あります。天井高すぎる。やーっぱり首都はすごいなあ、負けたなあと思います」と感想。「私は今芸能界のラストステージに上がったような気持ちになってるんです。別に余命何カ月というんじゃないなんですが、たまにオファーがかかれば東京も来たいと思ってます。いい経験させてもらいました」と、こちらも感謝の言葉を述べた。

それに対し、坂上は「僕は上沼さんが東京に来てくださると思っていなかったので、やっぱりスタッフさんも出演者の方々も、緊張感が全く違って、すごくいいことだと思います。“釣り鐘”であそこまで話せる人、世界で上沼さんくらいしかいないわけですから、圧倒されました」とのこと。

だが、上沼は「今コンプライアンスでなかなか難しくて、しゃべりにくくなりました。本当に思ってる10分の1もしゃべってません」と、話す言葉と矛盾するマシンガントークでまくし立てて、笑いを誘っていた。