OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「火と水」です。
スタイリッシュな映像が浮かび上がる「火と水」
揺れる炎や流れる川の水面に、なぜか気持ちが引かれてじっと見続けてしまうことはありませんか? そんな、人間のDNAに深く刻まれた根源的な要素をモチーフにしたのが「火と水」です。「リキッドメタル」などと同じく、手首を上げると実際のモデルを撮影した映像が文字盤に浮かび上がります。どちらも、よく見ると時計の文字盤に刻みが入っていて、火や水の動きがそれに影響されていることがわかります。
スタイルは画面を隅々まで使う「フルスクリーン」と、3つのコンプリケーションを配置した「円形」の2種類。映像は炎と水から選択できますが、両方が交互に表示されるパターンもあります。
情報量と実用性
フルスクリーンは映像と時計の針だけのシンプルな構成で、火や水が画面いっぱいに広がる様子を見ることができます。円形は3つのコンプリケーションを配置できます。どちらも情報端末としての実用性より、ひととき目を奪われるような美しい映像が主役となっています。
長針・短針は白でくっきり表示されているため、針の位置が見えにくくなることはありません。時計表示には12本の刻みも入っていますが、シルエットが浮かぶまでには数秒かかります。
おススメの使い方
Apple Watchらしい、個性的な文字盤のひとつ。仕事帰りや一息つきたい時に文字盤を切り替えて、しばしぼんやりと揺らぐ炎や水面を見つめてみてはいかがでしょう。要らないものは燃やす、水に流す、そんな休日の情報デトックスにもおススメです。