きょう29日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、人気ラーメン店の店主に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、東京・荏原中延駅前にあるラーメン店「多賀野」の店主・高野多賀子さん(64)だ。
店内はカウンター12席、営業は昼間の3時間のみ。この小さなラーメン店の、看板メニューであるシンプルな醤油ラーメンや、太麺が特徴のつけ麺を求め、連日多くのラーメンファンが訪れる。さらにその味は、世界的な権威を持つガイドブック・ミシュランに4年連続掲載されるほど。高野さんは食通たちをうならせ、この店の味を23年守り続けている。 新潟県出身で、同郷の男性と結婚し、品川区内で専業主婦をしていた高野さん。子育てに追われる日々を過ごす中、彼女がハマっていったのが「ラーメン作り」だった。朝・昼・晩、毎食ラーメンを作っては食べるほどのめり込んでいった彼女は、ある決断をする。「子供の手がかからなくなった頃、『アルバイトでもしたいな』と夫に相談したら、『じゃあラーメン屋をしようか』と」(高野さん)。
オープン当初はなかなか客足が伸びなかったものの、客の意見を取り入れ、地道な試行錯誤を重ねた結果、2年もすると行列のできる人気店となっていた。
オープンから23年。スープに麺、食材にこだわり、多くの人に支持される店を作り上げたが、そんな高野さんも現在64歳。「一応、東京オリンピックまでと言っておりますが…」と話す彼女が、新たに起こしたブームとは…。
スタジオには、試食用として「多賀野」のラーメンが出され、「美味すぎる」(青木崇高)、「どんな経験したらこんなメンマが作れるんだろう」(若林正恭)と、それぞれが舌鼓を打つ。また、若林に憧れ、話し方や服装を真似する中学生に遭遇したことがあるという若林。そしてそれを「何とかやめさせたい」という母親も現れたといい…。