仕事中でも休憩中でも、コーヒーを飲むのが習慣になっているビジネスマンは多いはず。最近は美味しいコーヒーを飲ませてくれるカフェも増えてきて、コーヒー好きには嬉しいかぎり。そんな中、注目したいのが令和1年11月1日11時11分にオープンする「GESHARY COFFEE 日比谷店」だ。
"ゲイシャ"コーヒーとは何なのか
「GESHARY COFFEE 日比谷店」は、スペシャルティコーヒーの中でも最高品種とされる、希少なコーヒー豆「ゲイシャ」に特化した、世界初のゲイシャコーヒー専門店。スペシャルティコーヒーとは、品質がガイドラインに沿って評価され基準値以上の品質を持ち、作られた場所、人、方法などが明確になっており、生産者が継続可能な価格で買付けられているコーヒー豆から抽出され提供されるコーヒーのこと。
要するに「消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること」が定義とされている。そしてゲイシャとは、エピオピアの「GESHA」で発見され、パナマに持ち込まれたもので、品質、価格共に最高峰のスペシャルティコーヒーを代表する品種。世界最大の某コーヒーチェーンでは、2014年に「一杯2,000円のコーヒー」として販売されたのだという。
そんな希少なコーヒーを提供するために、店舗を運営する株式会社GESHARY COFFEEでは、「Farm to Cup」というコンセプトを掲げ、農園からカフェに至るまで自社グループで一貫して管理・運営を行っている。また、世界初の全自動スペシャルティコーヒーマシン「FURUMAI」を使うことで、従来バリスタの技術により引き出していたコーヒー豆のポテンシャルをマシンで引き出せるようにしており、パラメーター設定で世界屈指のバリスタ監修の抽出レシピをワンタッチで再現できるから、いつでも最高の一杯を楽しむことができるのだ。
文句なしに、うまい! これが最高品種の実力
オープンに先立ち、10月24日にメディア向けに行われた発表会では、店舗で「FURUMAI」による抽出のデモンストレーションが行われ、集まった取材陣にコーヒーが振舞われた。日頃コーヒーは飲んでいるものの、正直"違いがわからない男"である筆者。本当に味の違いがわかるのだろうか、と不安に思いつつひと口飲んでみると、なんだこれは!? よくあるコーヒーショップのものとはまったく香りも味も違う。酸味がかなり強いがまろやかでコクがあり、苦みは全然ない。文句なしに、旨い。これはコーヒーが好きな人はもちろん、苦手な人も美味しく飲めるはず。メインメニューの「FURUMAIコーヒー」以外にも、エスプレッソ、カフェラテ等もあり、スイーツも数種類用意されている。フロアは4階まであり、全部で100席。しかも、使用できる電源もかなりの数が設置されているので、ノマドワーカーにも嬉しい。
仕事をしながら、合間に最高の一杯で至福の時を過ごしてみてはいかがだろうか。
●information
「GESHARY COFFEE 日比谷店」
東京都千代田区有楽町1-6-3 有楽町東宝ビル
営業時間:7~22時
休:不定休
※豆の品種により価格が異なる