タレントの勝俣州和が、フジテレビ系スペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(11月24日20:00~21:54)で、20年後のサブちゃん(年齢不詳)を演じることが28日、明らかになった。

  • 勝俣州和=フジテレビ提供

あさひが丘商店街にある三河屋酒店の配達員であるサブちゃん。温厚でポジティブな人柄の好青年で、磯野家からの信頼は厚く、磯野家では酒やしょうゆ、みりんなどはすべて三河屋酒店から購入し、サブちゃんに配達してもらっている。まれに配達以外のこともサブちゃんに頼むことがあり、子どもたちも含め、家族ぐるみで親しく付き合っていた。

それから20年がたち、サブちゃんは三河屋酒店の店主に。変わらず磯野家の御用聞きは続けているが、近隣に大型チェーン店が出店したことで “あさひが丘商店街”にスッカリ閑古鳥が鳴いているため、三河屋酒店も状況は厳しい。しかし持ち前のポジティブさで奮起し、得意先からの注文もタブレットで管理したりするなどIT導入にも力を入れ、20年前と変わらない笑顔で三河屋酒店をもり立てている。

勝俣は、09年、10年、11年、13年に放送されたスペシャルドラマ『サザエさん』でもサブちゃん役で出演。今回の20年後もオファーが来たことに、「僕だけがフジテレビのキャスティングではなく、サザエさんの住んでいる“桜新町”の推薦で出演しています(※桜新町に住んでいたこともあり、今も街をブラブラしているため)。街の皆さんありがとうございます」と感謝する。

初共演の天海については「サザエさんそのものでした。商店街を走っている天海さんはアニメから飛び出てきたようで、撮影の合間で天海さんとお話している時もサザエさんとお話をしているようで不思議であり感動しました」といい、「きっとみんなを元気いっぱいにしてくれるスペシャルドラマ『サザエさん』です。ぜひ家族みんなで見て楽しんでください」と呼びかけている。

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