仕事中、限られた休み時間の中で、働く女性たちはどこまで念入りに化粧直しをしているのだろうか。女性マイナビニュース会員500名に聞いてみた。

  • 勤務中に化粧直しをする?

Q.勤務中に化粧直しをしますか

「はい」(52.4%)
「いいえ」(47.6%)

Q.勤務中の化粧直しは具体的にどのようなことを行っていますか

・「崩れていたら口紅を直す程度」(36歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

・「あぶらとり紙で汗と脂を取る。アイラインを直す。色付きリップを塗り直す」(41歳/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/事務・企画・経営関連)

・「口紅を塗り直したり、ファンデーションで整えている」(41歳/教育/公共サービス関連)

・「スポンジで皮脂を取り、パウダーと口紅をつけ直す」(38歳/教育/事務・企画・経営関連)

・「ランチの後に軽くファンデーションを塗って、口紅を塗る」(39歳/サービス/事務・企画・経営関連)

・「汗っかきなので、一度全部落とした後に制汗シートなどで顔や首を拭いてから、もう一度化粧をやり直すなどしています」(30歳/生命保険・損害保険/営業関連)

・「口紅の塗り直し、お粉で皮脂が浮かないようにする」(32歳/エステティック・美容・理容/営業関連)

・「あぶらとり紙で皮脂を取り、ファンデーションを塗り直しする」(43歳/輸送用機器/事務・企画・経営関連)

・「小鼻周りの皮脂をティッシュオフする。リップをぬる」(40歳/その他/その他・専業主婦等)

・「昼休みにベースを全部とってファンデを塗り直します」(34歳/その他メーカー/事務・企画・経営関連)

・「ファンデを軽く塗り直し、口紅もきちんと整える」(34歳/銀行/事務・企画・経営関連)

・「あぶらとり紙で拭く、眉毛を整える、ファンデーションが崩れていれば休憩中に直すなどしています」(35歳/警察・消防・自衛隊/公共サービス関連)

・「鼻をかむので、鼻の下にファンデーション塗り直す」(34歳/紙・パルプ/事務・企画・経営関連)

・「リップの塗り直しで済む時もあれば、脂がひどい時には洗顔することもある」(45歳/サービス/販売・サービス関連)

・「BBクリームを塗り直す」(33歳/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)

・「チークとリップの塗り直し」(26歳/銀行/営業関連)

・「全体をリメイク」(28歳/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

■総評

調査の結果、「勤務中に化粧直しをしますか」という質問に対して「はい」は52.4%、「いいえ」は47.6%と拮抗しながらも、わずかに「化粧直し派」が優勢となった。

「勤務中の化粧直しは具体的にどのようなことを行っていますか」という問いには、頻出するワードとして「あぶらとり紙で脂を取る」「ファンデーションで整える」「口紅(リップ)を塗り直す」「パウダーをはたく」などが挙がっている。

これらを単体で行なったり、状況によって組み合わせたりして急場をしのいでいる人が多いようだ。特に、脂を取ることと、口紅を塗り直す人は数多く見られる。

化粧直しのシチュエーションでは、場所を明示している人は多くはなかったが、一部に休憩時間やトイレに立った際にパウダールームで行う、というコメントが見られた。

夏の発汗や冬の乾燥など気温や湿度、季節によって、あるいは晴天や雨天など天候の違いによっても肌のコンディションや化粧ノリは変化し、1日を通じても一定ではない。実際の回答でも、「状況によって様々。季節によってもやることは異なる」(48歳/人材派遣・人材紹介/その他・専業主婦等)というものがあった。

また、接客や営業の業務に就いている人であればなおさら、他人の目は気になるところだろう。そんな女性たちにとっては化粧直しもまた、 仕事の一部であるという意識があるのかもしれない。

そのほか、脂性であったり化粧崩れに敏感など、体質や個人の性格でも違いがありそうだ。中には、わずかな肌のテカリでも気になり、仕事に手がつかないという人もいることだろう。

今回のアンケートでは「化粧直しをする」と回答した262名中、「軽く手直しする」という人が多数派ではあるものの、「全部やり直す」というコメントを寄せた人も20名程度いた。化粧崩れに対して、徹底して手を入れる必要を感じている人も一定数いる、そんな実情が垣間見える調査結果となった。

調査時期: 2019年9月6日〜2019年9月9日
調査対象: マイナビニュース女性会員
調査数: 500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません